未熟児網膜症のステージ分類について教えてください。
ステージ1〜5まであり、重症度に応じて分類されます。
未熟児網膜症は、病変の進行度に応じてステージ1からステージ5までの5段階に分類されます。
- ステージ1:網膜血管の成長が停止し、血管と無血管領域の間に軽度の境界線ができる。
- ステージ2:その境界線が隆起し、「隆起性のリッジ」となる。
- ステージ3:リッジ上に異常な血管が増殖し、病変が活動的になる。治療介入が必要な場合もある。
- ステージ4:部分的な網膜剥離が起こる。手術が検討される。
- ステージ5:網膜全体が剥離しており、視力回復が非常に困難な状態。
この分類により、治療方針やフォローアップの計画が決定されます。また、「ゾーン分類(病変の位置)」や「プラス病(血管の拡張や蛇行)」の有無も重症度の指標として加味されます。
東日本橋内科クリニック 眼科
恒矢 美貴 監修
(参考文献)
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