未熟児網膜症の場合、メガネは必要ですか?
多くの場合で視力補正にメガネが必要です。
未熟児網膜症を経験した赤ちゃんは、その後の成長過程で近視、乱視、弱視といった屈折異常を起こすことが多く、視力の発達を助けるためにメガネが必要になるケースが少なくありません。
特にレーザー治療を受けた児では、周辺網膜が障害されることで中心視に依存する傾向が強まり、視力低下が生じやすくなります。メガネは視力矯正だけでなく、視覚刺激の補強にもなり、脳の視覚発達にとって極めて重要です。
また、両眼視機能を発達させるためにも、適切なタイミングでの処方と使用が望まれます。未熟児網膜症の既往があるお子さんは、視力の発達段階に応じた定期的な眼科検査と視能訓練が必要です。
東日本橋内科クリニック 眼科
恒矢 美貴 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
未熟児網膜症
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ