治療を開始してから治るまでの流れが知りたいです。
内服薬やミレーナを用いた治療、手術などの選択肢を、症状や状況に応じて検討します。
鉄剤や止血剤などの内服で治療を行う場合、症状を見ながら、どの程度内服が必要か判断します。
出血が多くなる過多月経を伴う場合には、症状をやわらげる目的でホルモン剤の内服や、経産婦さんを中心にミレーナの挿入も選択肢となります。
(ミレーナとは、レボノルゲストレルというホルモンを子宮内に直接放出することで、月経にまつわる症状を緩和する医療器具です。)
手術を行わないこれらの治療は、原則的には閉経まで継続します。
症状が改善した段階で治療を終了したい場合は、主治医の先生に相談してください。
また、手術以外の治療法で対応が難しい場合や、貧血などの症状があまりに重い場合には、手術の実施も検討します。
手術の方法は、子宮筋腫の大きさや部位、出産を希望するかどうか(子宮を残すかどうか)などによって変わってきます。
手術を行うか、行うとしたらどの方法を選ぶかについては、主治医の先生と相談して決めていきましょう。
産婦人科
小笹 勝巳 監修
(参考文献)
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