鼻中隔弯曲症で薬が効かない場合、どうしたらよいですか?
鼻中隔矯正術や外鼻形成術といった手術を検討します。
鼻中隔弯曲があり、アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎を合併している場合には、薬や処置を行い治療します。しかし、それでも鼻づまりが続く場合には鼻中隔弯曲症に対して手術を検討します。
手術には、以下のものがあります。
鼻中隔矯正術(Killian法、hemitransfixionアプローチ)
鼻中隔矯正術は、曲がっている鼻中隔(骨や軟骨)をまっすぐに整える、最も基本的で一般的な手術です。手術は鼻の中から行うため、顔の表面に傷が残ることはありません。粘膜を丁寧にめくり、曲がっている部分の骨や軟骨を切除または調整して、空気の通り道を広げます。鼻づまりの原因が、主に鼻中隔の後方や中央の弯曲にある場合に適しています。
鼻中隔外鼻形成術
鼻中隔外鼻形成術は、鼻中隔だけでなく外鼻(見た目の鼻の形)も含めて立体的に矯正する手術です。特に鼻の入り口付近(前方)の強い弯曲や、鼻そのものが曲がっている「斜鼻」を伴う場合に行われます。通常の鼻中隔矯正術では対応が難しい部分まで、しっかり矯正できるのが特徴で、必要に応じて軟骨の再配置や補強(移植)を行い、機能と形態の両方を改善します。
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真生会富山病院 耳鼻咽喉科
阿河 光治 監修
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