あんび
鞍鼻
鞍鼻とは、鼻筋がへこんで低くなる鼻の変形を指します。外傷や唇裂手術後、鼻形成術の合併症などが原因で起こります。中等度以上の変形では自家組織移植が必要です。見た目の変化や呼吸障害がある場合は形成外科を受診しましょう。
日本医科大学付属病院形成外科 形成外科
初岡 佑一 監修
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鞍鼻になると鼻の骨がなくなるのですか?
鞍鼻は、外傷などで鼻の支持構造(鼻骨や軟骨)が失われたり変形したりし、鼻筋がへこんだ状態です。
鞍鼻はダウン症と関係がありますか?
ダウン症において特徴的な身体所見の一つとして、平坦な鼻根部があります。
鞍鼻は梅毒が原因になることはありますか?
生まれつきの「先天梅毒」と、成長してから感染する「後天梅毒」で稀に起こる可能性があります。
鞍鼻の手術は保険が適用されますか?
外傷や先天性疾患に起因する変形を正常に近づける「再建治療」は保険適用ですが、健康な状態からさらに美を追求する「美容医療」は自費診療となります。
「鞍鼻」とはどのような病気ですか?
鞍鼻(あんび)は、主に外傷や病気が原因で鼻筋が低く陥没し変形した状態です。
鞍鼻の原因は何がありますか?
鞍鼻の原因は、外傷、唇裂(口唇裂)二次変形、または隆鼻術などの鼻形成術後の合併症が主です。
鞍鼻はウェゲナー肉芽腫症が原因になることがありますか?
鞍鼻変形は、以前ウェゲナー肉芽腫症と呼ばれた多発血管炎性肉芽腫症(GPA)が原因で発症します。
鞍鼻は生まれつきの病気ですか?
鞍鼻は外傷性などによる後天的な原因が多いですが、先天的な疾患に起因する場合もあります。
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