鞍鼻の場合、日常生活で気を付けることはありますか?
隆鼻術後は、眼鏡やマスクなどによる鼻への慢性的な圧迫を避ける必要があります。
【鼻への圧迫と刺激を避ける】
慢性的な圧迫の回避
シリコンインプラントを使った隆鼻術では、眼鏡やマスクなどによる慢性的な圧迫が原因となり、インプラントが皮膚から露出する(飛び出す)ことや、位置がずれる(偏位)ことがあります。
鼻尖への負担軽減
L型インプラントなどで鼻尖を高くした場合、力がかかる部分の皮膚が薄くなる(菲薄化)傾向があり、露出につながるリスクが高まります。過度な力がかからないよう注意が必要です。
【手術方法に応じた注意点】
術後の固定と安静
術後早期は、医師の指示に従い、テープやギプスなどによる外固定をしっかり続けてください。固定具が皮膚を過度に圧迫していないか、定期的に確認することも重要です(特に硬い固定具を使用した場合)。
自家組織移植後の変化
肋軟骨や骨などの自家組織を移植した場合、軟骨が曲がったり(湾曲)、移植骨が吸収され表面に凹凸が生じたりする可能性もあります。手術後4〜5ヶ月間は、鼻の形に拘縮や後戻りといった変化が生じるため、経過観察が大切です。
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(参考文献)
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日本医科大学付属病院形成外科 形成外科
初岡 佑一 監修
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