ダウン症
ダウン症(ダウン症候群)とは、21番染色体が1本多いことで起こる先天性の病気です。特徴的な顔立ちや発達の遅れ、心疾患などの合併症がみられます。出生時に特徴がある場合や発達の遅れが気になる場合は小児科を受診しましょう。
宮城県立こども病院 小児科
谷河 翠 監修
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「ダウン症」とはどのような病気ですか?
ダウン症は21番染色体の異常による先天性疾患で、合併症の有無や症状の程度には個人差があります。
ダウン症の原因は何がありますか?
ダウン症の原因は偶発的な染色体異常で、主に21番染色体が1本多く計3本になる21トリソミーです。
ダウン症を産む母親の特徴にはどのようなものがありますか?
ダウン症のリスク因子に母親の出産時年齢が高いことが挙げられます。
ダウン症の寿命はどのくらいですか?
ダウン症の人々の寿命は、医療技術の進歩により現在は60歳以上が一般的です。
ダウン症の老人が少ない理由について教えてください。
ダウン症の高齢者が少ないのは、過去に寿命が短かったこと、現在も特有の健康問題があるためです。
軽度のダウン症の場合、気づかないことはありますか?
軽度のダウン症は知的障害や身体的特徴が軽度で目立たず、周囲が気づかないことがあります。
軽度のダウン症の場合、どのような顔つきになりますか?
つり目、低い鼻梁、丸い顔などの特徴が重度のダウン症ほど顕著ではないことがあります。
症状について
治療について
ダウン症の場合、主にどのような治療をしますか?
現時点で根本的な治療はなく、合併症への対応と発達支援により、生活の質を高めることが主な治療です。
ダウン症の場合、日常生活で気をつけることはありますか?
ダウン症のある方は健康管理、発達支援、生活習慣の支援が重要です。
ダウン症の人の細胞から過剰な染色体を除去するゲノム編集の研究報告について教えてください。
三重大学の研究グループが、ダウン症の原因である過剰な21番染色体を細胞から除去する手法を開発しました。
子供が産まれたらダウン症だったのですが、どのような対応をしたらよいですか?
ダウン症の子どもには、健康管理と早期発達支援が大切です。家族や社会の協力を得て育てることが重要です。
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