ダウン症が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?
ダウン症が疑われたら、小児科を受診しましょう。
ダウン症(ダウン症候群)が疑われる場合は、小児科を受診するのがよいでしょう。
一般的には、出生直後に医師が身体的特徴などから、ダウン症の可能性を感じた場合、速やかに適切な検査と専門医への紹介が行われます。
具体的には、染色体検査(核型検査)という血液検査を通じて、21番染色体が1本多いかどうかを確認します。
もし妊娠中にダウン症の可能性が示唆された場合は、産婦人科で詳しい検査(エコー検査、血液検査、羊水検査など)が行われ、必要に応じて専門医と出産後の医療対応を準備します。
生後に特徴が見られて気がついた場合、まず地域の小児科医に相談しましょう。小児遺伝外来や小児神経科、小児循環器科、療育センターなど、必要に応じて専門科に紹介されます。
診断確定後は、定期的な健康チェックや発達支援のために、複数の専門職(医師、言語聴覚士、理学療法士、保健師など)がチームを組んで支援を行うことが一般的です。
保護者が「何か違和感がある」と感じた場合には、まずはかかりつけの小児科で相談することが大切です。
早期に診断と支援が始まることで、将来的な発達と生活の質が大きく改善される可能性があります。
宮城県立こども病院 小児科
谷河 翠 監修
(参考文献)
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