ダウン症のセルフチェックはできますか?
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
ダウン症(ダウン症候群)は、染色体異常による先天性疾患であり、見た目や症状で確定できるものではありません。
診断には医療機関での染色体検査が必要であり、自己判断は不安や誤解を生む原因となるため注意が必要です。
ただし、気づきのきっかけとなる観察ポイントを知っておくことは重要です。
以下は、家庭でお子さんを観察する際に参考になる一般的なサインです。
- 目がつり上がっており、目頭の部分を覆う皮膚のひだが目立つ
- 顔立ちが平坦で、鼻の付け根が低い
- 筋肉の緊張が弱く、体がふにゃふにゃしている
- 手のひらに1本だけの横線(単一手掌線)がある
- 指が短い、小指が内側に曲がっている
- 首が短い、うなじが太く見える
- 体重や身長の増えが遅い
これらの特徴はダウン症に多く見られるものですが、人によって現れ方にばらつきがあり、類似した症状が他の疾患でも見られることがあるため、これだけで判断することはできません。
※妊娠中のセルフチェックについて
インターネットなどで、「リスク計算ツール」や「エコー写真の自己判断」などが紹介されている場合がありますが、医学的根拠に乏しく信頼できません。
出生前診断(NIPTや超音波検査など)は、必ず医療機関で実施することが前提です。
また、症状検索エンジン「ユビー」で質問に沿って回答を進めるだけで、ダウン症かどうかのセルフチェックができます。ぜひご活用ください。
宮城県立こども病院 小児科
谷河 翠 監修
(参考文献)
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