ダウン症の顔の特徴を教えてください。

以下に、代表的なダウン症（ダウン症候群）の顔の特徴を示します。これらの特徴は診断の手がかりとなることはありますが、すべてのダウン症の人に当てはまるわけではなく、程度にも個人差があります。

【目】

• つり目：目がやや斜め上向きで、つり目のように見えることがあります。
• 内眼角のひだ：目頭に小さなひだが見られることがあります。
• 眼瞼裂斑：目の上のまぶたに薄いひだが見られることが多いです。

【鼻】

• 鼻の付け根が低い：鼻の根元が低く平坦に見えることが多く、鼻筋が細く鼻先も小さめです。
• 小さな鼻：鼻自体が小さく、しばしば丸みを帯びた形をしていることがあります。

【耳】

• 小さな耳：耳が小さく、耳の位置がやや低い場合もあります。

【口】

• 小さな口：口が小さく見えることがあり、口の両端が下向きに見えることもあります。
• 唇の形：上唇が薄く、下唇がやや厚くなる傾向があります。
• 舌が大きい：口腔内の大きさに対し舌が大きく、少し外に出ていることもあります。

【顎・輪郭】

• 小さな顎：顎が小さく、顔全体がやや丸みを帯びた印象を与えることがあります。
• 平坦な顔立ち：顔全体が比較的平坦に見えることがあり、特に額や頬骨があまり出ていないことが多いです。
• 頭の形：頭の形が丸く、後頭部がやや平らに見えることがあります。