悪性軟部腫瘍
「悪性軟部腫瘍」とは、脂肪や筋肉、腱、末梢神経、血管などの軟部組織に発生する悪性腫瘍です。主な症状はしこりや腫れで、痛みを伴わないことが多いです。しこりが急に大きくなったり、ピンポン玉より大きい場合は整形外科を受診しましょう。
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
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非常にまれな病気であるため、原因やなりやすい人の特徴はよく分かっていません。
病気全体の5年生存率は、ステージ1で96%、ステージ2で80%、ステージ3で63%、ステージ4で22%です。
軟部腫瘍の遠隔転移がある状態です。
部位を問わず皮膚の下にしこりを触れて気がつくことが多いでしょう。
悪性軟部腫瘍の成長スピードには個人差があり、高悪性度のものは速い場合が多いです。
腫瘍ごとに異なりますが、一般的に比較的ゆっくり大きくなることが多いとされています。
具体的な数値で示すことは難しいです。
ふくらはぎが痛い場合、悪性軟部腫瘍が原因である可能性は極めてまれです。
ガングリオンと悪性軟部腫瘍の違いは以下のようです。
しこりと悪性軟部腫瘍を見分けるためには、生検による病理検査が必要です。
悪性軟部腫瘍は筋肉や血管、神経などの組織が悪性化した腫瘍、脂肪腫は脂肪細胞が増殖した腫瘍です。
子宮肉腫は、子宮に発生する悪性腫瘍で、広義には悪性軟部腫瘍に含まれます。
軟部悪性腫瘍を放置すると、腫瘍が大きくなり、周囲組織への浸潤や遠隔転移を引き起こします。
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