悪性軟部腫瘍の生存率・余命は?ステージ4はどんな状態?放置するとどうなる?
悪性軟部腫瘍について、特に知りたいことは何ですか?
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悪性軟部腫瘍のステージ別(転移の有無別)での余命は、適切に治療した場合、それぞれどのくらいですか?
悪性軟部腫瘍のステージ別(転移の有無別)での余命は、適切に治療した場合、それぞれどのくらいですか?
病気全体の5年生存率は、ステージ1で96%、ステージ2で80%、ステージ3で63%、ステージ4で22%です。
日本における悪性軟部腫瘍の発生頻度は年間10万人当たり3名程度と非常に少なく、希少がんのひとつとされます。このため、他の種類のがんと比べてデータの蓄積が不十分です。
日本の大規模研究では、悪性軟部腫瘍全体としての5年生存率(5年の余命がある確率)は以下のような報告がされています(2020年報告)。
- ステージ1:96%
- ステージ2:80%
- ステージ3:63%
- ステージ4:22%
これらはあくまで悪性軟部腫瘍全体をみたデータです。
細胞の特徴によって100種類以上の病気に分かれるため、病気の特徴や手術・化学療法などの治療の有効性がそれぞれ異なります。
病気の状況は患者さん個人によって大きく異なるため、医師の説明を十分に聞くようにしましょう。
悪性軟部腫瘍を放置するとどうなりますか?
悪性軟部腫瘍を放置するとどうなりますか?
悪性軟部腫瘍のステージ4とは、どのような状態ですか?
悪性軟部腫瘍のステージ4とは、どのような状態ですか?
軟部腫瘍の遠隔転移がある状態です。
ステージ分類とは、患者さんの今後を予測し、適切な治療方法を決定するために参考とされる分類方法です。ステージ4が設定されているのはTNM分類です。
TNM分類では、腫瘍の大きさや深さ(T)、リンパ節転移の状況(N)、遠隔転移の有無(M)で判断します。遠隔転移があれば、ほかの判断材料がどのような状況であってもステージ4と診断されます。
手術方法の決定を念頭に始まったSurgical staging分類というものもあります。この場合は、腫瘍の悪性度と腫瘍の局在、転移の有無で判断します。転移がある場合、Surgical stage分類はステージ3と診断されます。
このように遠隔転移がある場合では、最もステージが進行した状況と判断されます。
一般的に根治的な手術が困難となり、抗がん剤による化学療法が必要となることが多いためです。
しかし、病気の状況は患者さん個人によって大きく異なるため、十分に医師の説明を聞くようにしましょう。
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編集・監修基準について
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山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
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