悪性軟部腫瘍の画像診断はどのように行いますか?
MRI検査が最も有用です。エコー検査やCT検査が行われる場合もあります。
悪性軟部腫瘍の診断のために最も有用な画像検査はMRI検査です。他の画像検査と比較して腫瘍の大きさや部位がよく分かります。このため、手術方法の決定についても有用です。
症状だけでは他の病気の可能性が否定できていない初期診療では、すぐに行うことのできるレントゲン検査やエコー検査を先に行うことが多いです。そのうえで軟部腫瘍の可能性が高く、悪性腫瘍の可能性も否定できない場合にはMRI検査が行われます。
悪性腫瘍であることがはっきりしてきた際には、肺への転移が起こっていないかの確認のために肺CT検査が必要となる場合があります。リンパ節転移や骨転移の可能性も考えられる場合にはPET-CT検査が有用な場合もあります。
検査の必要性については医師が総合的に判断し、上記のような各種画像検査が行われます。
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最終更新日:
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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