悪性軟部腫瘍は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?
薬物治療は少ない傾向です。副作用は薬によって異なりますので、担当医から説明を受けましょう。
この病気の主な治療法は手術療法です。薬物療法は補助的な治療であり、用いなくてもよい場合が多くあります。
一方で、手術療法だけでは完全な治療が望めない場合には、薬物療法が必要となります。
例えば、治療中にほかの部位に転移を生じた場合などでは、薬物療法による全身治療が選択肢になります。
この際に用いられる薬には、従来の抗がん剤を用いる化学療法や、分子標的薬を用いた分子標的療法などがあります。
病気やその状況によって、用いられる薬の種類やその組み合わせ方が変わります。
薬の副作用として、咳、吐き気、発熱、倦怠感、下痢、口内炎、皮膚障害、脱毛などが起こることがあります。
しかし、用いる薬によって副作用は異なりますし、これらの薬の副作用をすべて予測するのは難しいことです。
薬を用いていて、普段と違う症状がみられるようであれば、早めに担当医に相談するようにしましょう。
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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