膜性増殖性糸球体腎炎

まれな腎炎のひとつで、腎臓の糸球体にある細胞が増殖し、糸球体という血管の壁が厚くなりすぎることが原因で起こります。

感染症や蛋白異常症で引き起こされる場合がありますが、明らかな原因がわからない場合もあります。

中高年以降のネフローゼ症候群の代表的な原因疾患で、腎臓の糸球体に抗体などが沈着します。

この病気は、若い方でも発症する場合があります。

自覚症状では手足や顔のむくみがありますが、無症状の場合もあります。健診で血尿や蛋白尿が認められます。

無症状の場合も多く、健診で血尿や蛋白尿として発見されることがあります。

解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。

原因となっている病気の治療を行います。C3腎症などではステロイド等を用いた治療が行われます。

一般的には食事療法や感染予防などがありますが、患者さんの病態により異なるため、主治医にご相談ください。

腎臓内科の受診を検討してください。お近くにない場合は、かかりつけ医や一般内科にご相談ください。

健診で血尿（尿潜血）や尿蛋白の異常が指摘された場合は、受診をご検討ください。

原因となっている病気の治療を行います。C3腎症などではステロイド等を用いた治療が行われますが、感染症に罹りやすくなるなどの副作用があります。

患者さんの病態などにより対応が異なります。担当医と治療方針をご検討ください。