膜性増殖性糸球体腎炎(mpgn)は、10代や20代など若い人でもなりますか?
この病気は、若い方でも発症する場合があります。
膜性増殖性糸球体腎炎は、比較的まれな腎炎のひとつですが、若い方でも発症する可能性があります。
この病気は、病気の原因が明らかでないC3腎症やdense depost diseaseなどの一次性(特発性)と、感染や蛋白異常症、自己免疫疾患などで引き起こされる二次性(続発性)に分類されます。このうち、一次性は8~30歳代の若年層で多いとされています。
逆に、それ以降の年代で発症する場合は、C型肝炎や自己免疫疾患などによって引き起こされている場合がほとんどと考えられています。
なお、この病気は初期症状がない場合も多く、健診で血尿(尿潜血)や蛋白尿などの異常で発見される場合もあります。気になる症状があったり、健診で異常を指摘された場合には、医療機関の受診をご検討ください。
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最終更新日:
虎の門病院分院 腎臓内科
大庭 悠貴 監修
(参考文献)
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