膜性増殖性糸球体腎炎ではどのような症状がありますか?
自覚症状では手足や顔のむくみがありますが、無症状の場合もあります。健診で血尿や蛋白尿が認められます。
ご自身で気づく症状として、手足や顔のむくみなどがありますが、症状が現れない場合も多くあります。健診で、血尿(尿潜血)、蛋白尿などの検尿異常や腎機能障害で発見されることもあります。
また、半数以上の患者さんではネフローゼ症候群をみとめるとされており、さらに症状が進行した場合には、胸水や腹水を伴うような強い全身性のむくみが現れることもあります。
しかし、この病気の症状の現れ方や程度は幅広く、血尿などの尿の異常の程度もさまざまです。患者さんによって経過も異なり、急性腎障害(短期間で急激に腎臓の機能が低下する状態)をきたす場合があれば、蛋白尿や血尿だけで長期的に経過するケースもあります。
気になる症状がある場合には、医療機関の受診をご検討ください。
虎の門病院分院 腎臓内科
大庭 悠貴 監修
(参考文献)
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