洞不全症候群

心臓を動かす電気信号が発生する洞結節の機能が低下して脈が遅くなる病気です。

加齢に伴う心臓の組織の変化、心臓の病気などが原因となることがあります。

洞不全症候群の心電図の特徴は、心拍が遅くなったり止まったりする所見です。

洞結節からの電気刺激が一時的に停止した状態です。

洞不全症候群の直接的な原因となることはありませんが、関連している可能性はありえます。

直接の死因とはなりにくいですが、心不全や外傷の原因となり、死につながる可能性はあり得ます。

めまいやふらつき、失神などの症状が出現することがあります。

めまいやふらつき、息切れや疲れやすさなどの症状が出現することがあります。

解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。

基本的には、症状を伴う洞不全症候群ではペースメーカー植え込みが第一選択で行われます。

ペースメーカー等が植え込まれている場合には、電磁波が発生する機器使用に注意が必要となり、特定の運動は避けるなどの注意が必要となります。

症状を伴う洞不全症候群の場合には、ペースメーカの植込みが第一選択の治療とされています。

洞不全症候群が疑われる場合、循環器内科を受診してください。

洞不全症候群が疑われる症状がある場合、速やかに病院を受診する必要があります。