T/NK細胞リンパ腫
「T/NK細胞リンパ腫」とは、T細胞やNK細胞から発生するまれな血液がんで、多くは急速に進行します。明確な原因は不明ながら、EBウイルス感染との関連が見られる病型もあります。痛みのないリンパ節腫脹や発熱・体重減少・寝汗などの全身症状、鼻づまり・鼻出血などがみられます。これらの症状が2週間以上続く場合は、血液内科を受診しましょう。
東京慈恵会医科大学 総合医科学研究センター 悪性腫瘍治療研究部 腫瘍 血液内科
村橋 睦了 監修
治療について
ステージⅡは基本的に限局期治療ですが、病変の広がり方により進行期に準じた治療が選択されます。
ステージIの限局期にはCD30の状態に応じた化学療法と、必要に応じて放射線治療を組み合わせます。
ステージⅢでは全身への多剤併用化学療法が中心となり、必要に応じて造血幹細胞移植も検討します。
移植適応であれば救援化学療法後に移植、そうでない場合は新規薬剤による単剤治療を行います。
病気について
いいえ、親から子へ直接遺伝する病気ではなく、後天的な遺伝子変異が原因とされています。
はい、若い人でもなり得ます。特にALK陽性未分化大細胞リンパ腫は若年男性に多くみられます。
限局期の5年生存割合は約70%前後ですが、進行期は病型により約30~50%程度に下がります。
はい、病型により完治率は異なりますが、ALK陽性ALCLなど完治を目指せる場合もあります。
「寛解」とは、検査で病変がほぼ確認できない状態で、治癒とは異なり経過観察が必要です。
はい、再発の可能性があり、病型によって再発しやすさが大きく異なります。
多くの病型が原因不明ですが、節外性NK/T細胞リンパ腫・鼻型はEBウイルスとの関連が知られています。
はい、治療内容により通院・入院の負担は異なりますが、主治医や職場と相談しながら両立は可能です。
放置すると数週間~数ヶ月で急速に進行し、臓器障害や重い合併症を起こして命に関わることがあります。
受診について
手続きや支援について
症状について
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