T/NK細胞リンパ腫のステージIIでは、どのような治療を行いますか?
ステージⅡは基本的に限局期治療ですが、病変の広がり方により進行期に準じた治療が選択されます。
T/NK細胞リンパ腫のステージⅡは、基本的な考え方はステージⅠと同様で「限局期」として扱われますが、病変の広がり方により進行期に準じた治療が選択されます。
末梢性T細胞リンパ腫(PTCL-NOS、AITL、未分化大細胞リンパ腫など)では、CD30の発現状況に応じてブレンツキシマブベドチン併用CHP療法またはCHOP療法を行い、必要に応じて病変部への放射線治療を追加します。
一方、節外性NK/T細胞リンパ腫・鼻型では、鼻周辺の病変が頸部リンパ節までにとどまる場合は限局期としてRT-2/3DeVIC療法が推奨されます。しかし、頸部を超えてリンパ節転移が広がる非連続性のステージⅡでは、進行期に準じて多剤併用化学療法のSMILE療法が選択されます。完全奏効が得られれば、経過観察または臨床試験が検討されます。
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東京慈恵会医科大学 総合医科学研究センター 悪性腫瘍治療研究部 腫瘍 血液内科
村橋 睦了 監修
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