節外性NK/T細胞リンパ腫・鼻型
「節外性NK/T細胞リンパ腫・鼻型」とは、EBウイルス関連でNK/T細胞が異常増殖し鼻腔周辺に生じる進行の速いリンパ腫です。鼻づまり・鼻出血・血性鼻水などがみられます。片側症状や発熱・体重減少を伴い続く場合は耳鼻咽喉科、可能なら血液内科を受診しましょう。
東京慈恵会医科大学 総合医科学研究センター 悪性腫瘍治療研究部 腫瘍 血液内科
村橋 睦了 監修
病気について
EBウイルスとの関連が知られ、東アジアに多く、40~60歳前後で発症しやすい病気です。
限局期では5年生存率は約70%、進行期では3年生存率は約50%と報告されています。
限局期では5年生存率は約70%、進行期では3年生存率は約50%と報告されています。
再発率は病期や治療法で異なりますが、限局期では約4割に再発や進行が起こる可能性があります。
放置すると病変が広がって症状が悪化し、全身状態が悪化して命に関わることがあります。
節外性NK/T細胞リンパ腫・鼻型は、親から子へ受け継がれる遺伝病ではありません。
症状について
初期症状は鼻づまりや鼻出血などの鼻症状が多く、末期は発熱、体重減少などを伴い全身状態が悪化します。
節外性NK/T細胞リンパ腫・鼻型は進行が速く、治療しない場合は数ヶ月単位で悪化することがあります。
解説欄をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
嗅覚障害は、原因や障害の程度によっては改善し得ますが、強い神経障害がある場合は残ることもあります。
受診について
治療について
ステージIでは、放射線治療と抗がん薬を併用するRT-2/3DeVIC療法が標準的に行われます。
ステージIIでは、病変の広がりに応じて、RT-2/3DeVIC療法やSMILE療法などが行われます。
ステージIIIでは、SMILE療法が行われ、効果があれば造血幹細胞移植を検討することもあります。
限局期では完治を目指せる一方、進行期や再発例では難しくなります。
ステージIVや再発時にはSMILE療法が行われ、効果が得られた場合は造血幹細胞移植を検討します。
手続きや支援について
検査について
編集・監修基準について
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