T/NK細胞リンパ腫のステージ別(転移の有無別)での余命は、適切に治療した場合、それぞれどのくらいですか?
限局期の5年生存割合は約70%前後ですが、進行期は病型により約30~50%程度に下がります。
T/NK細胞リンパ腫の余命は、ステージや病型により大きく異なります。限局期の5年生存割合は約70%前後ですが、進行期は病型により約30~50%程度に下がります。
節外性NK/T細胞リンパ腫・鼻型では、頸部リンパ節までの限局期(Ⅰ・Ⅱ期)にRT-2/3DeVIC療法を行った場合、5年生存割合は約70~72%と報告されています。一方、進行期(Ⅲ・Ⅳ期)でSMILE療法を行った場合、3年生存割合は約50%にとどまります。
末梢性T細胞リンパ腫では病型差が大きく、国際共同研究によると、ALK陽性未分化大細胞リンパ腫の5年生存割合は約70%と良好ですが、PTCL-NOSやAITLでは約32%、節外性NK/T細胞リンパ腫の鼻腔外発症型では約9%と、いずれも進行期ほど予後が悪い傾向にあります。
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(参考文献)
Julie Vose, et al. International T-Cell Lymphoma Project. International Peripheral T-Cell and Natural Killer/T-Cell Lymphoma Study: Pathology Findings and Clinical Outcomes. J Clin Onco. 2008, 26, 4124-4130.
造血器腫瘍ガイドライン第3.1版.“Ⅱリンパ腫 8.節外性NK/Tリンパ腫, 鼻型”.日本血液学会.https://www.jshem.or.jp/gui-hemali/2_8.html,(参照 2026-06-22).
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東京慈恵会医科大学 総合医科学研究センター 悪性腫瘍治療研究部 腫瘍 血液内科
村橋 睦了 監修
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