テタニー
「テタニー」とは、低カルシウム血症や低マグネシウム血症により神経や筋肉が過剰に興奮することで起こる症状群です。手足のしびれ、筋肉のけいれん、喉頭けいれんなどがみられます。急に症状が現れた場合は救急科、慢性的な場合は内分泌科を受診しましょう。
医療法人社団メレガリ うるうクリニック関内馬車道 糖尿病・内分泌科
濵﨑 秀崇 監修
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テタニーは低カルシウム血症や低マグネシウム血症により神経筋が過敏になる症状で、しびれやけいれんを伴います。
テタニーの原因は、低カルシウム血症(副甲状腺機能低下症、ビタミンD欠乏、薬剤など)や、低マグネシウム血症(腸や腎臓からの喪失、栄養不良など)などがあります。
過換気で血液がアルカリ性に傾き、相対的な低カルシウム血症の状態になるためテタニーを引き起こします。
テタニーは低カルシウム血症が原因で起こります。
トルソー徴候は手の指が内側に曲がり、固まってしまう現象で、「助産師の手」と呼ばれる特有の形が特徴です。
症状について
テタニーには手足のしびれや、けいれんなどの症状がみられます。重症例では意識障害や不整脈も起こります。
テタニーの初期症状として、手足の違和感、指先や口唇のしびれ、筋肉の軽いけいれんなどが考えられます。
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
テタニーになると、手の筋肉が縮んで硬直し、指が内側に曲がった独特の形になります。これは「助産師の手」と呼ばれます。
はい、過呼吸(過換気症候群)によってテタニーが出現することがあります。
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(参考文献)
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