テタニーのトルーソー徴候とはなんですか?
トルソー徴候は手の指が内側に曲がり、固まってしまう現象で、「助産師の手」と呼ばれる特有の形が特徴です。
テタニーのトルソー徴候は、低カルシウム血症で現れる特徴的な手の変形のことです。血圧計で上腕を収縮期血圧(上の血圧)より高いの圧力で約3分間圧迫すると、手指が自動的に内側に曲がり、「助産師の手」と呼ばれる特有の姿勢になります。
これは、神経筋の過剰な興奮が続くことにより生じる手の痙縮(筋肉が固く縮んでしまい、自分の意思ではうまく動かせなくなる状態)で、テタニー(低カルシウム血症)を早期に調べる有効な所見です。重症例では腕を圧迫しなくても、自然に見られることがあります。
医療法人社団メレガリ うるうクリニック関内馬車道 糖尿病・内分泌科
濵﨑 秀崇 監修
(参考文献)
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