大腸がんでBRAF(ビーラフ)遺伝子変異があると余命はどうなりますか?
一般的に予後不良といわれていましたが、現在は分子標的薬を用いた結果、余命が伸びる可能性があります。
予後が悪いといわれていましたが、治療薬の登場で改善が期待されています。BRAF遺伝子変異があると細胞増殖の指示が止まらなくなり、異常増殖となるため、BRAF遺伝子変異陽性のがんはもともとは予後が悪いといわれていました。しかし、現在はそのBRAF遺伝子変異にターゲットを置いたBRAF阻害剤というものが開発されたため、がんの縮小や再発を防ぐ効果が認められ、予後改善につながっています。しかし、実際にはまだ一部のがんにおいてしか使用できていないのが現状です。
①悪性黒色腫(メラノーマ)
- ダブラフェニブ(BRAF阻害薬)+トラメチニブ(MEK阻害薬)
- ベムラフェニブ(BRAF)+コビメチニブ(MEK)
進行・転移性悪性黒色腫で保険適用されています。
②非小細胞肺がん
- ダブラフェニブ + トラメチニブが BRAF V600変異陽性非小細胞肺がんでの適応として承認・保険適用済み
③結腸・直腸がん(大腸がん)
- エンコラフェニブ + セツキシマブ(抗EGFR抗体) ± ビニメチニブ の併用
既に化学療法後の進行・再発大腸がんでの保険適用があります。
東京女子医科大学附属足立医療センター 乳腺外科
湯川 寛子 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
BRAF遺伝子
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ医療AIに不調を相談
医療AIパートナー ユビー
24時間いつでも健康の悩みを気軽にチャットで相談できるあなただけの医療AIパートナー。なんとなく不調な時や人に相談しづらい悩みがあるときも、どんな相談もOKです
