心エコーはどのくらいの数値から治療が必要になりますか?
疾患の種類や状態によって異なります。
心エコー検査で治療が必要となる数値は、疾患の種類や状態によって異なります。例えば左室駆出率(LVEF)が50%未満の場合などは治療が検討されます。
評価する数値もさまざまですので、以下にほかのいくつかの項目をご紹介しましょう。
- 左室駆出率(LVEF)が50%未満
- 大動脈弁狭窄症:面積1 cm2未満、弁口面積を体表面積で除した弁口面積係数で0.6 cm2/m2未満、ドプラ法で記録される大動脈弁最大血流速度4.0 m/秒以上、平均圧較差40 mmHg以上
- 肺高血圧症では、右室収縮期圧が50mmHgを超える
など。
これらの数値はあくまで目安であり、年齢・症状・合併症などを総合的に判断されます。定期的な検査で経過観察を行い、数値の変化と臨床状態を合わせて治療方針が決定されます。
おだかクリニック 循環器内科 副院長
小鷹 悠二 監修
(参考文献)
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