レゴラフェニブ水和物（ スチバーガⓇ）では、どのような副作用がみられますか？

レゴラフェニブ水和物（ スチバーガⓇ）の主な副作用は下痢や発疹などで、重い副作用としては手足症候群などがあります。

重大な副作用

• 手足症候群（手のひらや足の裏に赤みや腫れ、痛みが出る状態）（50.3%）：手足が赤くなったり水ぶくれができる、手や足の裏の感覚がおかしいと感じるなどの症状がみられます。
• 中毒性表皮壊死融解症（Toxic Epidermal Necrolysis：TEN）（頻度不明）、皮膚粘膜眼症候群（Stevens-Johnson症候群）（0.1%）、多形紅斑（0.7%）：皮膚が広い範囲で赤くなったり膨らむ、発熱、関節の痛みなどの症状がみられます。
• 劇症肝炎（頻度不明）、肝不全（0.3%）、肝機能障害（7.7%）、黄疸（0.9%）：白目や皮膚が黄色くなる、腹痛、意識の低下などの症状がみられます。
• 出血（8.8%）：咳や吐いたものと一緒に血が出る、腹痛、鼻血、意識の低下などの症状がみられます。
• 間質性肺疾患（頻度不明）：咳、発熱、息切れなどの症状がみられます。
• 血栓塞栓症：皮膚が紫色になる、足がむくむ、胸痛などの症状がみられます。
• 高血圧（29.2%）、高血圧クリーゼ（0.2%）：頭痛、動悸、意識の低下、吐き気などの症状がみられます。
• 可逆性後白質脳症（0.1%）：頭痛、けいれん、意識の低下などの症状がみられます。
• 消化管穿孔（0.1%）、消化管瘻（0.1%）：嘔吐、発熱、激しい腹痛などの症状がみられます。
• 血小板減少（9.0%）、好中球減少（1.9%）、白血球減少（1.7%）：鼻や歯茎からの出血、発熱、喉の痛みなどの症状がみられます。
• 動脈解離（頻度不明）：激しい胸痛や腹痛、背中の痛みなどの症状がみられます。

その他報告されている副作用（頻度：10%以上のもの）

• 下痢、食欲減退、口内炎、悪心
• 発声障害
• 発疹
• 疲労、疼痛、無力症、体重減少、粘膜炎