イキサゾミブクエン酸エステル(ニンラーロⓇ)では、どのような副作用がみられますか?
主な副作用として、吐き気、下痢、嘔吐、発疹、疲労などが報告されています。
この薬の主な副作用(5%以上)として、吐き気(24.1%)、下痢(23.0%)、嘔吐、好中球減少症、貧血、便秘が報告されています。
また、重大な副作用として以下のようなものが報告されています。このような症状や気になることがある場合には、主治医または薬剤師に相談してください。
重大な副作用
- 血小板減少症(13.6%)
鼻血、歯ぐきの出血、皮下出血、出血が止まりにくいなどの症状がみられることがあります。
- 皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(頻度不明)
- 重度の下痢(2.7%)
激しい腹痛、水のような便、泥状の便などの症状がみられることがあります。
- 末梢神経障害:末梢性感覚ニューロパチー(11.1%)、末梢性ニューロパチー(5.3%)、多発ニューロパチー(2.0%)、末梢性運動ニューロパチー(1%未満)等
手足のしびれ、手足の痛み、まひなどの症状がみられることがあります。
- 可逆性後白質脳症症候群(頻度不明)
けいれん、血圧上昇、物が見えにくいなどの症状がみられることがあります。
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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