ドセタキセル水和物(タキソテールⓇ)の副作用の出現時期はいつですか?
薬の副作用が現れる時期は、副作用の種類や患者さんの病状などによって異なります。
お薬の副作用が現れる時期は、副作用の種類や患者さんの病状などによって異なりますが、ドセタキセル水和物(タキソテールⓇ)の副作用の発現時期について、以下のように考えられています。
- 骨髄抑制(特に好中球減少): 白血球の一種である好中球が最も少なくなる時期は、投与から約8日~9日後であることが多いとされます。その後、約6日~8日かけて回復する傾向が見られます。
- アレルギー反応(ショック症状など): 投与を開始して、短い場合は数分以内に現れることがあります。
- 浮腫(むくみ)やしびれ感:これらの副作用は、治療を繰り返す(投与コース数が増える)につれて現れやすくなる傾向があります。国内の臨床試験では、浮腫は投与6コース後には約20.6%、しびれ感は投与6コース後には約22.7%の患者さんで報告されています。
無所属 薬剤師
齊藤 由佳 監修
(参考文献)
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