ALSの可能性と転換性障害について相談させてください。
60代・女性のご相談
ご相談いただきありがとうございます。歩くのが難しくなったり、言葉が出にくくなったりして、不安なお気持ちを抱えていらっしゃることと思います。心からお察しします。
これまでに転換性障害と診断され、ストレスがかかると症状が悪化してしまうことがあるのですね。過去にはイップスと診断されたこともあり、右足が動かしにくかったこともあったとのこと。今は、歩くことや話すこと、手を上げることが難しく、立ち上がるのも大変な状況で、本当におつらいことと思います。
ALSという病気について心配されているかもしれませんが、今回の症状から考えると、その可能性は低いと思われます。ALSは進行性の病気で、症状が徐々に悪化するのが一般的です。しかし、あなたの場合は、気持ちの状態によって症状が変わることがあるようですね。これはALSとは異なる特徴です。
また、ストレスや不安が症状に影響を与えていることから、精神的な要因が関係している可能性も考えられます。以前に神経内科で検査を受けた際にも、ALSの兆候は見られなかったようです。
とはいえ、安心のためにも、もう一度神経内科を受診して検査を受けることをお勧めします。医師に現在の症状を詳しく伝え、必要な検査を受けることで、より安心できるかもしれません。
また、精神科や心療内科の医師にも相談してみてください。心のケアが症状の改善につながることもあります。リハビリテーションも、体の機能を維持・改善するために役立つでしょう。
あなたの健康を心から願っています。何かお手伝いできることがあれば、いつでもご相談ください。お近くの医療機関を探す際には、こちらをご利用いただけます。どうかお大事になさってくださいね。
公開日:
相談日:
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ