埃っぽい場所で作業をした後から咳やひゅーひゅーという症状がみられます。マイコプラズマ感染症なのでしょうか?
70代・男性のご相談
こんにちは。ご相談いただきありがとうございます。
3週間ほど続く咳や、喘息の吸入薬の効果について心配されていること、よく分かります。埃っぽい場所で作業をした後から喉の違和感と咳が始まり、吸入薬を使い始めてから喉の違和感は和らいだものの、咳が続いているのですね。
【医師に確認したいことへの回答】
「本当にマイコプラズマ感染症か知りたい」とのことですが、マイコプラズマ感染症は咳や発熱、だるさなどを引き起こすことがあり、特に咳が長引くのが特徴です。発熱がない場合でも、マイコプラズマ感染症を完全に否定することはできません。
【次のステップ】
1. 咳喘息の可能性
咳だけが続く場合、咳喘息の可能性があります。これはアレルギー反応などで気管支が炎症を起こし、咳が長引くことがあります。レルベアはこの治療にも使われますが、効果には個人差があります。もし効果が不十分であれば、薬の種類や量を見直す必要があるかもしれません。
2. 他の病気の可能性
アレルギー性鼻炎や副鼻腔気管支症候群、逆流性食道炎など、他にも咳を引き起こす病気が考えられます。
3. 専門医の受診
これらの可能性を考慮し、正しい診断と治療を受けるために、呼吸器内科の専門医を受診することをお勧めします。
【考えられる病気】
1. 咳喘息
咳が主な症状で、喘鳴や息苦しさを伴わないタイプの喘息です。
2. アレルギー性鼻炎
鼻水や鼻づまり、くしゃみとともに咳が出ることがあります。
3. 副鼻腔気管支症候群
副鼻腔炎の分泌物が気管支に流れ込み、咳を引き起こすことがあります。
4. 逆流性食道炎
胃酸が食道に逆流し、咳を刺激することがあります。
【受診の目安と重要性】
咳が3週間以上続く場合は、呼吸器内科を受診することをお勧めします。早めに診断と治療を受けることで、症状の悪化や長引くことを防ぐことができます。
【まとめ】
3週間続く咳の原因を特定し、適切な治療を受けるために、呼吸器内科の専門医を受診しましょう。咳喘息や他の病気の可能性を考え、医師に相談してください。どうぞお大事になさってください。
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