夫とのセックスレスと心身の不調で悩んでおり、治療が必要なのかどうかなど、具体的な指針を教えていただきたいです。
匿名さんの相談
20代 / 女性
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この相談に回答した医師
ユビー医師チーム
お辛い中、ご相談いただきありがとうございます。性交時痛や、落ち込みやすい、自信がない、疲れやすいといった症状についてお悩みのようですね。
市販薬について
ご相談の内容を拝見する限り、市販薬で解決できる問題ではない可能性が高いです。特に性交痛や性欲減退、気分の浮き沈み、疲労感などは、心身の健康状態に深く関わる問題であり、専門的な診断と治療が必要です。市販薬は一時的な症状緩和には役立つことがありますが、根本的な原因には対処できないことが多いです。
性交時痛について
性交時の痛み(性交痛)には様々な原因が考えられます。ここでは、そのいくつかの一般的な原因をご説明します。
乾燥と潤滑不足
性交時の潤滑(うるおい)不足は、痛みの一般的な原因です。これは、自然な潤滑が不十分である場合や、ホルモンの変動、ストレス、薬の副作用などによって起こります。
感染症
膣や外陰部の感染症(例えば、カンジダ症や細菌性膣炎など)も性交痛の原因となります。これらの感染は、炎症を引き起こし、痛みや不快感を伴うことがあります。
内部の物理的問題
子宮内膜症や卵巣の嚢腫など、骨盤内の状態が性交痛の原因となることがあります。これらの状態は、骨盤内に痛みを引き起こす組織の異常増殖や圧迫を引き起こすことがあります。
心理的要因
緊張や不安、過去の性的トラウマなども性交時の痛みの原因となることがあります。これらの心理的要因は、膣の筋肉が過度に緊張することで痛みを引き起こすことがあります。
皮膚の状態
皮膚の疾患、例えば外陰部の皮膚炎や乾癬なども、性交時の痛みの原因となります。これらの状態は、皮膚が炎症を起こし、痛みやかゆみを伴うことがあります。
これらの原因を特定し、適切な治療を受けるためには、婦人科の専門医による診察が必要です。
受診すべき診療科
性交痛や月経前に気持ちが落ち込むことに関しては、婦人科の診察をお勧めします。また、気分の浮き沈みや疲労感、睡眠の問題などは、精神科や心療内科での相談が適切です。これらの症状は身体的なものだけでなく、心理的な要因も関与していることがあります。
症状の鑑別について
ご相談いただいた症状は、うつ病、月経前症候群(PMS)などの病名に関連している可能性があります。
うつ病
関連性: ご相談の「落ち込みやすい」「疲れやすい」「気分の浮き沈みが激しい」という点は、うつ病の可能性を示唆しています。また、性欲減退もうつ病の一般的な症状の一つとしてしばしばあらわれます。
月経前症候群(PMS)
症状: PMSでは、月経周期に関連して気分の変動、イライラ、疲労感、頭痛、集中力の低下などが起こります。
関連性: 「生理の前に不快な症状が現れる」とのことから、PMSの影響も考えられます。PMSは時に精神的な症状を強く引き起こすことがあり、これが全体的な気分や体調に影響を与えることがあります。
まとめ
お悩みの症状は、市販薬での治療は難しいと考えます。
婦人科や精神科・心療内科の専門医を受診し、治療を受けることをおすすめします。お近くの婦人科や精神科・心療内科は、こちらから検索できますのでご活用ください。
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