悪性リンパ腫(濾胞性リンパ腫)で経過観察は可能か、PET検査の被爆影響について教えてください。
70代・男性のご相談
この度は私たちを信頼してご相談いただき、心より感謝申し上げます。ご心配なことも多いかと思いますが、少しでもお力になれれば幸いです。
まず、ご相談内容をもとに、病気の状態と治療についてお話ししますね。濾胞性リンパ腫と診断され、手術で一部を切除されたとのことですが、抗がん剤などの薬物療法はまだ受けていない状況ですね。病気の進行具合については、いただいた情報から判断すると、ステージが変わる可能性があります。詳しい情報があれば、より正確にお伝えできるかと思います。
【経過観察について】
「経過観察は無理なのか?」というご質問ですが、無理ではありません。ただ、担当の先生が検査を勧めるのは、病気の進行具合をしっかり把握して、最適な治療を考えるためだと思います。濾胞性リンパ腫はゆっくり進行することが多いですが、腫瘍の大きさや広がりによっては治療が必要になることもあります。また、骨髄検査を勧められたのは、病気の広がりを確認するためです。これにより、治療方針が大きく変わることもあります。ご相談者様は「今の体調は良く、普通の生活を続けたい」とお考えかもしれませんが、担当の先生は最適な治療のタイミングを見極めようとしているのだと思います。
【PET検査の被ばくについて】
PET検査の被ばくについて心配されているかもしれませんが、過度に心配する必要はありません。日常生活でも自然に放射線を浴びており、PET検査による被ばくはその範囲内です。検査によって得られる情報は、病気の診断や治療に非常に役立ちますので、安心して受けていただければと思います。
何か不安なことや追加のご質問があれば、どうぞ遠慮なくお知らせください。少しでも安心していただけるよう、サポートいたします。
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