普段と違う異常な出来事や言動がある・話の辻褄が合わない・思いを言葉にできない

監修医師原瀬 翔平亀田総合病院 脳神経内科

更新日
2026/10/28
公開日
2021/01/18

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辻褄が合わない会話やおかしな行動をする

言葉の理解や使用が難しくなったとは、失語・失行・失認などの高次脳機能障害がみられる状態です。脳梗塞では左大脳半球の損傷により言語の理解や産出が障害され、アルツハイマー型認知症では進行に伴い言語機能が徐々に低下します。突然の言語障害は脳血管障害の徴候であるため、速やかな救急受診を検討してください。

監修医師原瀬 翔平脳神経内科・内科 / 亀田総合病院

普段とは違うおかしな行動をしていた

普段とは違うおかしな行動とは、その人の通常のパターンから明らかに逸脱した言動がみられる状態です。せん妄では急性の意識変容により見当識障害や興奮が生じ、てんかん発作後や薬物中毒でも異常行動が出ることがあります。急な発症で周囲が対応に困る場合は、救急医療への連絡が必要です。

監修医師原瀬 翔平脳神経内科・内科 / 亀田総合病院

自分の思っていることを言語に表現できない

言葉が出てこないとは、伝えたいことはわかっているのに言葉に変換して発話できない状態です。ブローカ失語(運動性失語)では左前頭葉の損傷により流暢に話せなくなり、脳梗塞や脳出血の急性期に出現します。一過性脳虚血発作(TIA)やてんかん発作でも一時的な言語障害がみられることがあります。突然の発語困難は脳血管障害の徴候であるため、速やかな救急受診を検討してください。

監修医師原瀬 翔平脳神経内科・内科 / 亀田総合病院

「辻褄が合わない会話やおかしな行動をする」について、医師からのよくある質問

医師からよくある質問はありますか?

「辻褄が合わない会話やおかしな行動をする」について医師からよくある質問の例として次のようなものがあります。

  • 周りから見て、辻褄が合わない会話やおかしな行動をとるようになったと感じますか?
  • 意識を一時失いましたか?
  • 頭痛がありますか?あるいは頭が重いですか?
  • 体温は37.5℃以上ですか?
  • 手足などに力の入らない部分はありますか?

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2026年10月25日 更新

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この記事の監修医師

監修医師 原瀬 翔平

原瀬 翔平

亀田総合病院 脳神経内科・内科

University of Washington (理学部、分子細胞生物学) 卒業後、アップルジャパン株式会社勤務を経て、琉球大学医学部に入学。沖縄県立中部病院での初期臨床研修(2016, 2017年度最優秀研修医賞受賞)修了後、2018年4月に亀田総合病院に入職。同院脳神経内科ベスト指導医(2019, 2020)を受賞。2018年から亀田総合病院卒後研修センター長補佐も兼任しており、臨床だけでなく研修病院における医学教育にも力を入れている。2021年には国立循環器病研究センター脳血管内科で超急性期脳卒中診療を行う。 総合内科の視野を持ちながらの脳神経内科領域、特に脳卒中を専門とする。急性期だけでなく予防、慢性期脳卒中による症候性てんかん、高次脳機能評価、リハビリ、等にも精通。頭痛、しびれ、物忘れ等の主訴にも柔軟に対応できる。 日本語、英語(ネイティブ)、中国語(日常会話)での対応も可能。

更新日
2026/10/28
公開日
2021/01/18