アルツハイマー型認知症
と症状の関連性をAIで無料でチェック
更新日:2024/04/04
あなたの症状とアルツハイマー型認知症の関連をAIでチェックする
アルツハイマー型認知症について「ユビー」でわかること
※コロナの症状を確認したい方はコロナ症状チェックから
アルツハイマー型認知症と特に関連する症状について
次のような症状がある方はご注意ください。
物忘れがある
- 自覚した時期
- 1か月以上前から
- 症状の程度
- 外出が難しいなど日常生活(買い物や散歩)に支障が出ている
集中力が下がっている
- 自覚した時期
- 1か月以上前から
- 症状の程度
- 外出が難しいなど日常生活(買い物や散歩)に支障が出ている
- 症状の経過
- 改善も悪化もしていない
アルツハイマー型認知症とはどんな病気ですか?
65才以上の高齢者で最も多い認知症です。脳の神経細胞が徐々に減少する疾患でアミロイドβと呼ばれる異常タンパク質の蓄積と神経原線維変化が原因とされます。新しい事が記憶できず、近い記憶から徐々に障害されます。「物取られ妄想」や「嫉妬妄想」などが出ることがあります。質問をしてわからない時に振り返って周りの人に助けを求める「振り返り徴候」も認めます。
アルツハイマー型認知症の特徴的な症状はなんですか?
次の症状などが特徴として見られます
アルツハイマー型認知症への対処法は?
認知症には様々な原因があり、まずは認知症外来などを受診し専門医の診断を受ける必要があります。アルツハイマー型認知症の診断となった場合、変性疾患のため進行を止めることはできませんが、進行を少しでも緩やかにする薬剤の治療を受けることができます。
アルツハイマー型認知症の専門医がいる近くの病院はありますか?
アルツハイマー型認知症の専門医がいる病院を見るアルツハイマー型認知症のQ&A
- A.
記憶障害だけでなく、日常生活のさまざまな動作にも障害をきたし、肺炎や転倒・骨折などのリスクが高まります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るアルツハイマー型認知症(AD)が進行すると、記憶障害が悪化するだけでなく、日常生活のさまざまな動作にも支障が出てきます。
例えば、買い物や料理などの複雑な動作(手段的ADL)や、食事や着替えなどの基本的な動作(基本的ADL)が難しくなります。その結果、一人暮らしが難しくなり、介護が必要になることがあります。
また、ADの進行中には、が現れることがあります。
さらに後期になると、食事や飲み込みが難しくなったり、肺炎や転倒・骨折などのリスクが高まると言われています。 - A.
アルツハイマー型認知症の中核症状には、記憶障害や実行機能障害などがあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るアルツハイマー型認知症の中核症状には以下の症状があります。
- 記憶障害(記憶力の低下):新しいことがらを覚えるのが難しくなります。また、個人が経験した出来事に関する記憶が障害されることもあります。一方で、昔の記憶や体で覚えたことは比較的保たれます
- 認知能力の低下:判断や思考、情報処理が難しくなることです
- 実行機能障害(計画や実行の難しさ):計画を立てたり、そのための手順を考えて行動することが難しくなることです。組織化したり抽象化したりすることも難しくなります
- 失行(動作がうまくできない状態):体に問題がないのに、箸の使い方やズボンの履き方などの動作を遂行する能力が障害されることです
- 失認(物や人を認識できない):視ることの感覚は障害されていないのに、目の前の物や人を正しく認識できなくなることです
- 失語(言葉がうまく使えない):物や人の名前が出てこなかったり、読み書きが障害されたりします
認知症の進行度によって症状の内容や程度が異なるため、認知症の人を「わからない人」と決めつけず、進行状況を確認することが大切です。
- A.
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
解説アルツハイマー型認知症になりやすい人の特徴に、以下が挙げられます。
- 高齢な方
- 家族にアルツハイマー型認知症の方がいる方
- 糖尿病の方
以下のような症状がある場合、アルツハイマー型認知症である可能性があります。- やる気がなくなった
- 何年かかけてゆっくり物忘れ症状が進んでいる
- 物の名前が分からなくなった
- 以前はできていたことができなくなった(買い物や散歩、着替え)
- 見たものが何か認識できない
なお、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできますのでご活用ください。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る厚生労働省.“認知症ケア法-認知症の理解”.厚生労働省.https://www.mhlw.go.jp/content/11800000/000701055.pdf,(参照 2024-05-21).
- A.
物忘れ、日時の概念の混乱、易怒性(怒りっぽくなる)、意欲や自発性の低下などの初期症状が見られる場合、アルツハイマー型認知症の可能性があります。
解説アルツハイマー型認知症では、主に以下の4つの症状が早めに出やすいです。
1.物忘れ
物忘れでは特に最近のことを忘れるようになり、
- 約束を忘れる
- 話したことを忘れて何度も同じ話を繰り返す
- 物をどこに置いたか忘れる
などが見られます。
2.日時の概念が混乱してしまう
具体的には
- 何回も日時や曜日を尋ねるようになる
- お稽古事のように慣れ親しんでいるはずのイベントの日時や曜日を確認するようになる
などが見られます。
3.易怒性(怒りっぽくなる)
- 些細なことで怒りっぽくなる
- イライラしたり不機嫌になったりする
などが見られます。
4.意欲や自発性が低下する
- 以前よりもぼーっとする時間が増えた
- 外出しなくなった
などで気付かれることが多いです。
参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る厚生労働省.“認知症ケア法-認知症の理解”.厚生労働省.https://www.mhlw.go.jp/content/11800000/000701055.pdf,(参照 2024-05-21).
- A.
認知機能の低下、判断力・遂行力の低下、書き間違いなどの言語機能障害、正しく物を認識できない視空間認知障害などを起こします。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るアルツハイマー型認知症では、
- 物忘れ
- 自分は病気ということが分からない(病識欠如)
- 自発性低下
- 書き間違い・言葉を忘れてしまうなどの言語機能障害
- 正しく物を認識できない(視空間認知障害)
- 一連の動作が行えない(失行)
など、いわゆる認知機能障害の症状を起こします。これらの症状は徐々に進行し、日常生活に支障をきたします。
その他にもなどの精神症状も現れます。
アルツハイマー型認知症について、医師からのよくある質問
- これまでに【認知症・ぼけがある】と診断されたことはありますか?
- 物忘れがあると感じていますか?
- 怒りっぽい、もしくは怖がりな性格ですか?
- 最近、他人の話すことは理解できるが、自分の思っていることを言葉に表現できないことで困っていますか?
- 最近、字を書くのが下手になった気がしますか?
監修医師
診療科・専門領域
- 脳神経内科