アルツハイマー型認知症になるメカニズムを教えてください。
脳内の特定のタンパク質の異常や減少が原因で神経細胞がうまく働かなくなり、記憶や認知機能に障害が出る病気です。
アルツハイマー型認知症のメカニズムは以下の通りです。
- 神経原線維の変化:脳の神経細胞内でタウ蛋白というタンパク質が異常に蓄積し、神経細胞がうまく働かなくなります
- 老人斑:アミロイドβペプチド(Aβ)が重合したアミロイド線維の細胞外腔への蓄積
- 大脳皮質の神経細胞の脱落
- アチルコリンの減少:脳内のアセチルコリンという物質が減少し、神経細胞がうまく働かなくなります
これがアルツハイマー型認知症の主な原因とされています。
このように、アルツハイマー型認知症は脳内の特定のタンパク質の異常や減少が原因で神経細胞がうまく働かなくなり、記憶や認知機能に障害が出る病気です。
精神科・心療内科
日下 慶子 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
アルツハイマー型認知症
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ