アルツハイマー型認知症の場合、歩行障害は現れますか?
アルツハイマー型認知症では、歩行障害が現れることがあります。
アルツハイマー型認知症では、歩行障害が現れることがあります。
はじめに、アルツハイマー型認知症の患者さんは、脳の障害によるバランスの問題や、物を認識できない、動作がうまくできない、焦りなどが原因で転倒しやすくなります。
認知機能と歩行に関する研究によると、認知機能が低下している人は、普通に歩くときと比べて、同時に他のことを考えながら歩くときの速度や歩き方の規則性が低下すると言われています。
また、認知機能が低下している人は、普通に歩く速度も遅くなることが報告されています。
このように、認知機能の低下と歩行能力には関連性があることが示されています。
ただ、初期の段階から歩行障害が目立つ場合は特発性正常圧水頭症など治療できる認知症である可能性がありますので、医療機関で相談しましょう。
精神科・心療内科
日下 慶子 監修
(参考文献)
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