アルツハイマー型認知症で使う認知症評価スケールを教えてください。
ミニメンタルステート検査(MMSE)や改訂長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)などがあります。
アルツハイマー型認知症の検査でよく使われる認知症スケールには、ミニメンタルステート検査(MMSE)や改訂長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)などがあります。MMSEは、時間や場所の見当識、簡単な計算、言葉の記憶、図形の描き写しなどを30点満点で調べるもので、23点以下で認知症を疑います。HDS-Rは、見当識や数字の逆唱、計算などを30点満点で評価し、20点以下で認知症を疑います。
その他、臨床認知症評価尺度(CDR)、Dementia Assessment Sheet for Community-based Integrated Care System-21 items(DASC-21)、ABC認知症スケール(ABC-DS)などがあります。行う検査の種類は、医師が適切なものを判断します。いずれの認知症評価スケールだけでは診断できず、画像検査なども併せて総合的に判断されます。
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株式会社BearMedi 臨床検査技師
佐々木 祐子 監修
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