脱水症
と症状の関連性をAIで無料でチェック
更新日:2024/04/05
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脱水症について「ユビー」でわかること
※コロナの症状を確認したい方はコロナ症状チェックから
脱水症と特に関連する症状について
次のような症状がある方はご注意ください。
ゼーゼー・ヒューヒューする呼吸音がある
- 症状の頻度
- 初めての症状である
- 自覚した時期
- 3週間以上前から
- 症状の経過
- 悪化している
口の中が乾いている
- 症状の頻度
- 初めての症状である
- 自覚した時期
- 1日以内から
- 症状の経過
- 改善も悪化もしていない
集中力が下がっている
- 自覚した時期
- 1か月以上前から
- 症状の程度
- 外出が難しいなど日常生活(買い物や散歩)に支障が出ている
- 症状の経過
- 改善も悪化もしていない
意欲が低下している
- 自覚した時期
- 1か月以上前から
- 症状の頻度
- 初めての症状である
脱水症とはどんな病気ですか?
体にとって必要な水分が不足している状態です。塩分や糖分も合わせて不足していることがあります。
脱水症の特徴的な症状はなんですか?
次の症状などが特徴として見られます
脱水症への対処法は?
軽症の場合は経口補水液の摂取が有効です。中等度以上の脱水には点滴が必要で、併せて血糖値や電解質の補正が必要になることもあります。息苦しそう、意識・様子がおかしい場合は救急車を、そうでない場合は外来受診をお勧めします。
脱水症の専門医がいる近くの病院はありますか?
脱水症の専門医がいる病院を見る脱水症のQ&A
- A.
解説欄をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
解説自分でできる簡単な脱水症のチェック方法が、いくつかあります。
ひとつ目は「爪の色で確認する方法」です。親指の爪をもう片方の手の指で数秒間圧迫し、白くなった色がピンク色に戻るまでの時間を見ます。もし3秒以上かかるようであれば、脱水の可能性があります。
2つ目は「皮膚の状態で確認する方法」です。手の甲の皮膚を軽くつまんで離したときに、すぐに元に戻らず、跡が残るようであれば水分が不足しているサインです。
「尿の色と回数の確認」も有効です。尿の回数が普段より少なく、色が濃い黄色などの場合は、体が水分をため込もうとしている証拠であり、脱水を疑いましょう。
また、症状検索エンジン「ユビー」で質問に沿って回答を進めるだけで、脱水症かどうかのセルフチェックができます。ぜひご活用ください。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るShane, Andi L et al. 2017 Infectious Diseases Society of America Clinical Practice Guidelines for the Diagnosis and Management of Infectious Diarrhea. Clin Infect Dis. 2017, 65, e45-e80.
Riddle, Mark S et al. ACG Clinical Guideline: Diagnosis, Treatment, and Prevention of Acute Diarrheal Infections in Adults. Am J Gastroenterol. 2016, 111, 602-22. - A.
喉の渇きや尿の減少、頭痛、めまいが起きます。重症化すると、けいれんや意識障害に至ることもあります。
解説脱水症の症状は、その進行度によってさまざまです。初期の段階では、強い喉の渇きや口の中の粘つき、尿の量が減って色が濃くなるといったサインが現れます。
少し進行すると、頭痛やめまい、立ちくらみ、体のだるさ、食欲不振などを感じることがあります。さらに重症化すると、筋肉のけいれんが起きたり、血圧が低下したりします。
最も危険な状態では、呼びかけへの反応が鈍くなる、意識がもうろうとするなどの意識障害が現れ、命に関わることもあります。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るShane, Andi L et al. 2017 Infectious Diseases Society of America Clinical Practice Guidelines for the Diagnosis and Management of Infectious Diarrhea. Clin Infect Dis. 2017, 65, e45-e80.
Riddle, Mark S et al. ACG Clinical Guideline: Diagnosis, Treatment, and Prevention of Acute Diarrheal Infections in Adults. Am J Gastroenterol. 2016, 111, 602-22. - A.
汗をかけず体内に熱がこもることによって発熱したり、感染症などの発熱が脱水の原因にもなります。
解説脱水症で熱が出ることがあります。これには主に2つのパターンが考えられます。ひとつは、脱水によって体温調節がうまくいかなくなるケースです。私たちの体は汗をかくことで熱を外に逃がしていますが、脱水が進むと汗をかくための水分が足りなくなり、体内に熱がこもってしまい、熱が出ると考えられます。
もうひとつは、発熱が脱水症の原因となるケースです。風邪などで熱が出ると、汗をかいたり呼吸が速くなったり、経口摂取量が低下して体から多くの水分が失われ、結果として脱水症を引き起こします。このように、脱水と発熱は互いに原因となりうる関係にあります。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るShane, Andi L et al. 2017 Infectious Diseases Society of America Clinical Practice Guidelines for the Diagnosis and Management of Infectious Diarrhea. Clin Infect Dis. 2017, 65, e45-e80.
Riddle, Mark S et al. ACG Clinical Guideline: Diagnosis, Treatment, and Prevention of Acute Diarrheal Infections in Adults. Am J Gastroenterol. 2016, 111, 602-22. - A.
脱水で消化器の働きが悪くなるためです。また、原因であるウイルス性胃腸炎などが嘔吐を引き起こします。
解説脱水症で嘔吐が起こるのには、主に2つの理由が考えられます。ひとつは、脱水症そのものの影響です。体内の水分と電解質のバランスが崩れると、消化器の働きが低下したりします。これにより、胃腸が正常に機能しなくなり、吐き気や嘔吐を引き起こすことがあります。
もうひとつは、脱水症の原因となっている病気によるものです。例えば、ウイルス性胃腸炎などが原因で脱水症になっている場合、そのウイルス自体が胃腸の機能を傷害し、嘔吐を引き起こします。嘔吐するとさらに水分が失われ、脱水が悪化するという悪循環に陥りやすいため、注意が必要です。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るShane, Andi L et al. 2017 Infectious Diseases Society of America Clinical Practice Guidelines for the Diagnosis and Management of Infectious Diarrhea. Clin Infect Dis. 2017, 65, e45-e80.
Riddle, Mark S et al. ACG Clinical Guideline: Diagnosis, Treatment, and Prevention of Acute Diarrheal Infections in Adults. Am J Gastroenterol. 2016, 111, 602-22. - A.
胃腸炎などで腸の水分吸収能力が落ちているためです。下痢でさらに水分が失われ、脱水が悪化します。
解説脱水症の際に下痢が続くのは、多くの場合、ウイルスによる感染性胃腸炎が原因となっています。
胃腸炎になると、腸の粘膜がダメージを受け、水分を正常に吸収する能力が低下します。さらに、腸の動きが過剰になったり、腸管から水分が余計に分泌されたりするため、便が水っぽくなり下痢として排出されます。この下痢によって体は、さらに多くの水分と電解質を失い、脱水症状が悪化するという悪循環に陥ってしまうのです。
つまり、「脱水症だから下痢が続く」というよりは、「下痢が続く原因(胃腸炎など)があるために、脱水症が引き起こされ、悪化していく」と、理解するのが正確です。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るShane, Andi L et al. 2017 Infectious Diseases Society of America Clinical Practice Guidelines for the Diagnosis and Management of Infectious Diarrhea. Clin Infect Dis. 2017, 65, e45-e80.
DuPont, Herbert L. Persistent Diarrhea: A Clinical Review. JAMA. 2016, 315, 2712-23. - A.
強い喉の渇きや口の粘つき、尿の色が濃くなるなどが初期症状です。見過ごしやすいサインに注意しましょう。
解説脱水症の初期症状としては、まず「喉の渇き」が挙げられます。また、口の中がネバネバと粘つく感じがしたり、尿の回数が普段より減り、色がいつもより濃い黄色になったりするのも重要な初期症状です。

その他にも、なんとなく体がだるい、ぼーっとするといった軽い倦怠感も現れることがあります。これらのサインは、日常生活の中で見過ごしてしまいがちですが、脱水症の始まりを知らせる重要な警告になります。特に高齢者は喉の渇きを感じにくいため、尿の色などを意識的に確認することが早期発見につながります。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るShane, Andi L et al. 2017 Infectious Diseases Society of America Clinical Practice Guidelines for the Diagnosis and Management of Infectious Diarrhea. Clin Infect Dis. 2017, 65, e45-e80.
Riddle, Mark S et al. ACG Clinical Guideline: Diagnosis, Treatment, and Prevention of Acute Diarrheal Infections in Adults. Am J Gastroenterol. 2016, 111, 602-22.
脱水症について、医師からのよくある質問
- 口の中が乾いていますか?
- おしっこが出にくい、あるいは少ないですか?
- 心当たりがないのに、1ヶ月で2kg以上体重が減りましたか?
- 最近、脇の下が乾いていますか?
- 汗をかいていますか?
監修医師
診療科・専門領域
- 小児科
- 救急科
