口の中が乾いている
という症状の原因と、関連する病気をAIで無料チェック
更新日:2024/10/22
「口の中が乾いている」がどの病気に関連するかAIでチェックする
口の中が乾いているという症状について「ユビー」でわかること
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「口の中が乾いている」はどんな症状ですか?
口の中が乾いているとは
「口の中が乾いている」に関連する主の病気には、糖尿病、糖尿病性ニューロパチー(末梢神経障害)、こむら返りなどがあります。
「口の中が乾いている」に関連する症状はありますか?
「口の中が乾いている」のQ&A
- A.
「口が乾く」とは、何らかの原因で口の中が乾燥している状態のことを言います。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る主に「口が乾く」とは、産生される唾液の量が、失われる唾液の量に対して不足し、口の中が乾燥している状態のことを言います。唾液には口の中の食べ物の残りかすを喉に送る作用や抗菌作用があります。そのため、口の乾きを放置すると、虫歯や歯周病などになりやすくなります。
口が乾く際に伴うことの多い症状は以下の通りです。- 口の中に灼熱感のある痛みがある
- 唾液がネバネバする
- 味の感じ方がおかしい
- 食べ物が飲み込みにくい
- 長く会話をするのが難しい
- A.
原因疾患に対する治療や口の乾燥に対する対症療法を行います。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る口が乾く原因となる疾患がある場合には、その病気の治療を行います。それに併せて、症状の改善ために下記のような治療を行います。
唾液の分泌を増加させる
唾液の分泌を促進させるような薬(サリグレンなど)や、唾液の分泌を刺激するような食べ物(レモン、梅干しなど)を使用します。
唾液を補う
自身で作り出す唾液ではなく、人口唾液(サリべートなど)や、口の保湿をするようなジェルを使用して乾燥を防ぎます。
口の中の環境を整える
下記のことを行うことで口の中の環境を整えることで、口の乾燥に伴う虫歯や歯周病を予防します。
- ブラッシング
- 歯垢の除去
- 香辛料やアルコールを控える
- 禁煙をする
- A.
水分が取れているにも関わらず、3日以上口の中の乾燥が続く場合は一度医療機関を受診しましょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る水分が摂取できていない、もしくは尿の量が異常に多いなど、脱水が疑われる場合にはなるべく早めに医療機関を受診しましょう。水分が取れているにもかかわらず、3日以上口の渇きが続く場合は医療機関を受診しましょう。唾液を作る組織に障害を与えるような病気が隠れている場合があります。
また、口の中の乾燥を放置していると、口内炎や虫歯、歯周病になりやすいです。診察を受けて治療が必要かどうか判断してもらう必要があります。緊張などによる一時的な口の中の渇きであれば医療機関を受診する必要はありません。 - A.
一般内科や歯科を受診しましょう。口が乾く以外の症状もある場合、その症状に合わせて耳鼻咽喉科や心療内科を受診してもよいでしょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るさまざまな診療科の病気が原因で口が渇きます。そのため、まずはかかりつけの内科もしくは歯科で相談し、適切な診療科に案内してもらうことが大切です。また、鼻が詰まっている、ストレスや不安を抱えている、など口の渇き以外にも症状がある場合には、その症状に合わせてそれぞれ耳鼻咽喉科や精神科などを受診してもよいでしょう。
- A.
主に唾液の分泌量が低下し、口の中が乾燥する病気です。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るドライマウス(口腔乾燥症)とは唾液の分泌量が低下、もしくは唾液が蒸発することで口の中が渇く病気です。口の中が渇くことで下記のような症状を伴うことがあります。
- 口臭
- 舌の痛み
- 味覚の変化
- 飲み込みにくさ
- しゃべりにくさ
原因は、加齢やシェーグレン症候群、薬の副作用など多岐にわたります。治療可能な病気である場合にはその根本治療を行います。また、唾液の産生を良くするような薬や唾液腺マッサージを行うこともあります。
- A.
薬の副作用やストレス、緊張、加齢などが原因になります。また、糖尿病やシェーグレン症候群などの全身性の病気も考えられます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る分泌される唾液の量が、失われる唾液の量に対して不足し、口の中が乾燥すると口の渇きを感じます。また、口の中は乾燥していなくても、体が大量の飲み水が必要な状態であると認識した場合にも口の渇き(水などを飲みたいと感じること)を感じます。口が乾く代表的な原因は下記の通りです。
唾液の分泌量の低下がある場合
唾液腺の機能低下
唾液は口周囲にある唾液腺という組織から口の中に分泌されます。唾液腺が下記のような何らかの原因で萎縮し、機能が低下すると唾液の出が悪くなります。
- 加齢変化
- シェーグレン症候群
- IgG4関連疾患
- 口周囲の放射線治療
薬剤性
薬の副作用により唾液の分泌をうまく促すことができなくなったり、全身の水分が減少することで唾液の出が悪くなります。
- 抗ヒスタミン薬(アレルギーを抑える薬)
- 降圧薬(血圧を下げる薬)
- 利尿薬
- 抗精神病薬
唾液の分泌量の低下を伴わない場合
失われる唾液の量の増加
口呼吸によって口の中の水分が失われ、口の中が乾燥します。
- 口呼吸の習慣
- 鼻炎、副鼻腔炎
- 鼻の形態異常
- 睡眠時無呼吸症候群
全身の病気
口の中は実際には乾燥していない場合もあるものの、病気により大量の飲水が必要な「渇き」を感じます。
- 糖尿病
- 甲状腺機能異常
- 貧血
心因性
ストレスや不安な悩みなどが原因で口の渇きを感じることがあります。
- 自律神経失調症
- 身体表現性障害
口の中が乾いているという症状はどんな病気に関連しますか?
口の中が乾いているという症状について、医師からのよくある質問
- これまでに放射線治療を受けたことはありますか?
- これまでに【肝機能障害】と診断されたことはありますか?
- これまでに【脳腫瘍】と診断されたことはありますか?
- 尿を出やすくする薬を内服していますか?
監修医師
診療科・専門領域
- 内科
- 糖尿病内科
- 内分泌・代謝内科