左腕が痙攣するのは病気?腕がピクピクする
監修医師濱畑 智弘山田記念病院 整形外科
- 更新日
- 2026/10/27
- 公開日
- 2025/02/26
腕のしびれで症状チェックした人の受診データ(診断名・診療科)
受診後に報告された診断名
受診した診療科
「腕のしびれ」を最も気になる症状として症状チェックを始めた人が、受診後に回答したデータ(自己申告、2021年1月〜2026年9月)です。医師による記録ではなく、世の中全体の割合でもありません。
※%は回答した人に占める割合です。診断名は複数回答のため、合計は100%になりません。
※回答が1,000人以上ある症状・病名のデータに限って掲載しています。
腕のしびれの症状でユビーを利用したユーザーの実際の受診データ(自己申告)では、受診後に報告された診断名は、頚椎症、神経障害性疼痛、胸郭出口症候群、糖尿病など530種類に分かれ、一番多い頚椎症でも約4割でした。
腕のしびれが気になって受診した人の多くは整形外科を受診していましたが、内科や脳神経外科を受診した人もいます。
同じ症状で症状チェックを始めても、その後の状態によって、診断名や受診する診療科は分かれます
- 診断名
- 530種類
- 診療科
- 42種類
「腕のしびれ」を最も気になる症状として症状チェックを始めた人が、受診後に回答したデータ(自己申告、2021年1月〜2026年9月)です。医師による記録ではなく、世の中全体の割合でもありません。
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腕のしびれとは
「腕のしびれ」とはどのような症状ですか?
肩から手首までの部分に「ジンジンする」「ビリビリする」「正座後のような」というしびれを感じます。
肩から手首までの部分にしびれを感じる症状です。手にもしびれを感じる場合があります。
しびれの感じ方や表現の仕方は人それぞれで、「ジンジンする」「ビリビリする」「正座後のような」というように感じることが多いです。症状を感じている部分の感覚が鈍くなったり、逆に過敏になり少し触れただけでもしびれを強く感じたりする場合があります。
しびれは神経が関係する病気が原因のことが多く、同時に痛みや手や腕の動かしにくさを生じる場合があります。しびれと痛みは区別が難しいことがあります。
また、しびれや痛みは、腕や首を動かすことで強くなる場合があります。雨の日や寒い日など気候によって、症状がひどくなったり楽になったりします。
腕のしびれの原因
腕のしびれの原因となる日常生活の習慣には何がありますか?
悪い姿勢や肘を上げたままでのスマートフォンの長時間使用や腕枕、腕を下にした状態での睡眠などの生活習慣が原因となる場合があります。
腕のしびれの原因となる病気の多くは、首のまわりに原因があるものです。変形性頚椎症や胸郭出口症候群などの可能性があります。これらの病気は首の後ろの筋肉の緊張が続く(=肩こりが続く)ことで悪化しやすい場合があります。
このため、肩こりの悪化や首まわりの負担に繋がるような生活習慣を避けることが大切です。以下のような生活習慣に気をつけましょう。
運動不足
ランニングや水泳などの全身運動や首・肩まわりのストレッチで血の巡りを良くし、筋肉の緊張を和らげましょう。
悪い姿勢でのデスクワークやスマホの使用
背中が丸くなった姿勢では、頭が前のめりになってしまい首や肩の筋肉に負担がかかります。椅子に座る時は深く腰掛け、背筋を伸ばすようにしましょう。
腕を持ち上げた状態での作業
つり革をつかまるように手を高く上げた状態を続けていると、神経が圧迫されてしびれが出る場合があります。
重い鞄などを持ち続ける
腕が引っ張られ続けることで神経に負担がかかり、しびれが出る場合があります。
ほかには、腕の神経が直接圧迫されてしびれが起きる場合があります。腕枕のように腕や脇が体で圧迫された姿勢が続くことが原因となるため、寝るときの姿勢にも注意しましょう。
肩から腕のしびれの原因は何ですか?片方だけ腕がしびれることはありますか?
症状がしびれだけであれば頚椎症や頚椎椎間板ヘルニアなど、首の病気が原因のことが多いです。
しびれは神経が関係する病気が原因のことが多いです。神経が関係する病気は大きく分けて「首の病気」と「脳の病気」の2種類があります。
しびれだけであれば頚椎症や頚椎椎間板ヘルニアなどの首の病気が原因のことが多いですが、脳が原因の病気にも念のため注意が必要です。 しびれとともに動かしにくさがある場合には、首が原因のことも脳が原因のこともあり、診察や検査で見分けていくことになります。
脳に原因がある場合
腕にしびれが出始めた際に、同じ側の足にもしびれや動かしにくさなどの症状がある場合や、顔のしびれや動かしにくさ、しゃべりにくさなどがあれば脳梗塞などの脳の病気を疑う必要があります。 逆に、肩から腕のしびれがあった際に、足や顔に症状がなければ脳の病気の可能性は低くなります。
ただし、指や手首・肘など広い範囲での動かしにくさが急に始まった場合には、脳の病気の可能性があるため緊急での受診をおすすめします。
首や腕を通る神経に原因がある場合
首から手の指先に繋がる神経を末梢(まっしょう)神経と呼びます。末梢神経の通り道に原因がある病気では、肩から腕にしびれを感じる場合があります。指先まで症状を感じることも少なくありません。
これらの病気では肩こりを伴いやすいことが特徴です。
また、首を傾ける動作でしびれが強くなることが多いです。
首に原因がある病気
- 頚椎症(首の骨の軟骨がすり減る病気)
- 頚椎椎間板ヘルニア(首の骨のクッションが痛んだ病気)
首から腕の間に原因がある病気
胸郭出口症候群(腕へ向かう神経が鎖骨近くで圧迫される病気)
腕のしびれの原因や考えられる病気には何がありますか?
頚椎症や頚椎椎間板ヘルニアなどの首の病気が原因のことが多いですが、脳梗塞などの脳が原因の病気にも注意が必要です。
しびれは神経が関係する病気が原因のことが多いです。神経が関係する病気は大きく2種類に分けられます。
脳に原因がある場合
腕にしびれを感じ始めた際に、同じ側の足にもしびれや動かしにくさなどの症状がある場合や、顔のしびれや動かしにくさ、しゃべりにくさなどがあれば脳の病気を疑う必要があります。脳が障害を受けると、このように症状の範囲が広くなるのが特徴です。
代表的な病気には脳梗塞や脳出血、脳腫瘍などがあります。早急な治療が必要になる場合が多いです。
首や腕を通る神経に原因がある場合
首から手の指先に繋がる神経を末梢(まっしょう)神経と呼びます。以下のように末梢神経の通り道に原因がある病気では、腕にしびれを感じる場合があります。
首に原因がある病気
- 頚椎症(首の骨の軟骨がすり減る病気)
- 頚椎椎間板ヘルニア(首の骨のクッションが痛む病気)
首から腕の間に原因がある病気
- 胸郭出口症候群(腕へ向かう神経が鎖骨近くで圧迫される病気)
末梢神経が傷つく病気
受診の目安・何科を受診するべきか
腕のしびれがある場合、何科を受診したらよいですか?
整形外科を受診しましょう。ただし、足や顔にもしびれや動かしにくさを感じる場合には脳梗塞の可能性があるため、救急外来や脳外科を受診しましょう。
整形外科の受診をおすすめするもの
腕のしびれの原因となる病気の多くは、首に原因があるものです。変形性頚椎症や頚椎椎間板ヘルニアなどの病気の可能性があります。ほかには胸郭出口症候群といって、鎖骨の周りで腕へ向かう神経や血管が圧迫される病気も原因となります。
これらの病気は肩こりを伴いやすいことが特徴です。
また、首を傾けたり腕を上げたりする動作でしびれが強くなることが多いです。疑わしい場合には整形外科を受診しましょう。
内科の受診をおすすめするもの
両腕や両手、両足にしびれを感じる場合には糖尿病の可能性があります。指先などの末端にしびれを生じることが多いですが、腕にも生じることがあります。ほかの病気と違って体の片側だけに生じることは少ないのが特徴です。
健康診断で生活習慣病の指摘をされたことがある場合には糖尿病の可能性があるため、内科を受診しましょう。
救急外来や脳外科の受診をおすすめするもの
腕にしびれが始まった際に、同じ側の足にもしびれや動かしにくさなどの症状がある場合や、顔のしびれやうごかしにくさ、しゃべりにくさなどがあれば脳の病気を疑う必要があります。
脳が障害を受けると、このように症状の範囲が広くなることが特徴です。代表的な病気には脳梗塞、脳出血、脳腫瘍などがあります。
早急な治療が必要になる場合が多いため、救急外来や脳外科をすぐに受診しましょう。
腕のしびれが続く場合、病院に行くべきですか?
はい、腕のしびれが続く場合には病院へ行って原因をはっきりとさせましょう。
腕のしびれの原因は多様です。一般的に多い原因としては、首に負担がかかることで生じる腕のしびれです。デスクワークや重量物を扱う作業のあとに起こることが多く、この場合の多くは数日で改善がみられます。
一方で、危険な腕のしびれの原因に、脳の病気があります。身体の同じ側で腕と足にしびれが急に始まった場合には特に注意が必要で、脳出血や脳梗塞の可能性も否定はできません。顔が動かしにくい、上手くしゃべれないなどの症状の場合もあります。
また、首が原因の病気であっても、脊髄の腫瘍や細菌感染症のように早急な治療が必要な病気の可能性もあります。一般的な病気による症状と区別が付きづらいことも多く、MRI検査などを行わないと診断がつかない場合があります。
このように、さまざまな原因による治療が必要な腕のしびれの場合があるため、長引くしびれがあれば一度病院を受診して診断をはっきりさせましょう。
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この記事の監修医師
濱畑 智弘 先生
山田記念病院 整形外科
慈恵医大を卒業。 浅ノ川総合病院、厚生中央病院を経て2021年4月より浅草病院 整形外科に勤務。 整形外科一般および人工関節置換術を専門とする。 より広い視点で医療を捉えなおすことが出来るように2020年4月より立教大学ビジネスデザイン研究科に入学、2022年3月に卒業しMBA取得。
- 更新日
- 2026/10/27
- 公開日
- 2025/02/26