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膿疱性乾癬
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更新日:1/25/2023

監修医師:
上田 有希子(日本橋室町皮ふ科 院長)

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膿疱性乾癬とは

発熱や皮ふの発赤とともに膿疱が出現する病気です


乾癬という皮膚の病気の中で、発熱や皮ふの発赤とともに膿疱(うみが溜まった水ぶくれ)が出現するものが膿疱性乾癬です。手のひら・足の裏・指先など体の一部のみにみられる限局型と、発熱・ 全身のだるさ・発赤や手足のむくみ・関節痛などに伴って全身に皮疹が出現する汎発型に分けられます。もともと乾癬(尋常性乾癬)と診断されている方に、膿疱性乾癬が突然生じることもあれば、乾癬の病歴がなく無関係に生じることがあります。細菌感染ではないので他人にはうつりません。発症のきっかけとして、何らかの感染症・薬剤投与・妊娠などの影響が考えられていますが、そもそもの原因として遺伝子異常の関連も明らかになりつつあります。

膿疱性乾癬の種類

膿疱性乾癬の特徴的な症状

再発を繰り返すことも多く、難治性の病気と考えられています


最初に皮膚が熱い感じがするとともに、 赤みが出ます。それに引き続いて、寒気や高熱と同時に、皮膚の赤くなったところに、たくさんの膿疱が出てきます。一部の患者さんでは、目の炎症、関節の痛みや変形、爪の変色や変形が一緒に出ることもあります。皮膚に膿疱が多発すると、皮膚のバリア機能が下がり、体内の水分蒸発を防ぐ働きが弱くなってしまい、脱水につながり、ときに命にかかわることもあります。一度膿疱の数が減ってよくなっても再発を繰り返すことも多く、難治性の病気と考えられています。

より確実な診断に導くために、皮膚生検が必要です


膿疱性乾癬に特徴的な皮膚の臨床症状と全身症状の観察が最も重要です。血液検査なども行われますが、より確実な診断に導くために、皮膚生検が必要です。皮膚生検では、皮疹部の皮膚の一部をとって、顕微鏡で詳細に確認します。

対処法

膿疱性乾癬の場合、専門的な治療が必要になります


通常の乾癬と同様に、塗り薬、光線療法、内服、生物学的製剤という注射剤が適応になりますが、膿疱性乾癬の場合、多くが発熱などの全身症状を伴うため入院加療を要し、生物学的製剤や顆粒球単球吸着除去療法など専門的な治療が必要になります。

皮膚科専門医への早期の相談をおすすめします


早期診断・早期治療が重要です。皮膚科専門医の在籍する専門施設への受診をおすすめします。

参考文献

  1. 膿疱性乾癬(汎発型)診療ガイドライン2014年度版.日皮会誌. 2015; 125: 2211-2257.
  2. 難病情報センター. 膿疱性乾癬(汎発型)(指定難病37)
    https://www.nanbyou.or.jp/entry/313

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膿疱性乾癬について、医師からのよくある質問

  • 皮膚に膿(うみ)が溜まった水ぶくれがありますか?
  • 体温は37.5℃以上ですか?
  • 全身の皮ふに赤みがありますか?
  • 皮ふに赤いブツブツがありますか?あるいは皮ふが赤くなっていますか?
  • 肌の表面がカサカサしてパラパラこぼれ落ちていますか?
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監修医師

日本橋室町皮ふ科 院長
上田 有希子

診療科・専門領域

  • 皮膚科
【経歴】 私立女子学院高校卒 新潟大学医学部卒 東京大学医学部附属病院初期研修医 東京大学皮膚科学教室入局 自治医科大学皮膚科 臨床助教 京都府立医科大学皮膚科 後期専攻医 都立駒込病院皮膚腫瘍科 東京大学皮膚科 特任臨床医 日本赤十字社医療センター皮膚科
監修医師詳細