ユビー

血を吐いた
という症状の原因と、関連する病気をAIで無料チェック

更新日:2023/07/26

監修医師:
吉岡 藍子(新潟大学大学院医歯学総合研究科 消化器内科学分野 医員)

「血を吐いた」がどの病気に関連するかAIでチェックする

かんたん3分(無料)

「血を吐いた」がどの病気に関連するかチェック

interview
利用規約プライバシーポリシーに同意のうえ、

最もあてはまる症状を1つ選択してください

当てはまる症状がない方は
何科に関連するかを知りたい方は

血を吐いたという症状について「ユビー」でわかること

質問に答えるだけで
featureFeelingIcon
症状の原因、関連する病気、対処法がわかる
featureHospitalIcon
適切な診療科、近所の病院・クリニックがみつかる
featureDoctorIcon
回答結果を医療機関に連携できるから、診療がスムーズ
※一部の医療機関で対応

「血を吐いた」はどんな症状ですか?

血を吐いたとは

「血を吐いた」に関連する主の病気には、ヘリコバクター・ピロリ感染症、肝硬変、慢性腎臓病・慢性腎不全などがあります。

血を吐いた」に関連する症状はありますか?

  • 吐いたら血が出て喉が痛い

  • 口から血が出た

  • 喉から血が出た

「血を吐いた」のQ&A

  • A.

    胃や食道などから出血し、口から血を吐く症状です。

    解説

    食道や胃、十二指腸などから出血し、口から血を吐く症状です。
    口から血が出ている時には、吐血の他に気管や肺からの出血である喀血(かっけつ:咳と一緒に血を吐き出すこと)や、口の中自体の出血などがあります。喀血や口の中の出血は鮮やかな赤い血の場合がほとんどです。
    吐血は赤い血や赤茶色、黒い血までさまざまで、胃の内容物と一緒に出てくることもあります。胃酸と血が混ざると色が黒くなり、コーヒー残渣様(コーヒーざんさよう)とも表現されます。

    「ユビー病気のQ&A」を見る
  • A.

    嘔吐することで消化管の粘膜が傷ついて出血し、血が混ざることがあります。ストレスやピロリ菌の感染による潰瘍で出血する場合や、アルコールの大量摂取で肝臓が弱り、そこから消化管の出血が引き起こされる場合もあります。

    解説

    日常生活上の吐血の原因には主に以下のものがあります。

    嘔吐

    嘔吐する時に、食道と胃の繋ぎ目の部分に圧がかかり、粘膜が裂けることがあります。飲酒して頻回に嘔吐した後に吐血したり、胃カメラの検査時の嘔吐反射で出血し、血が混じることもあります。
    基本的には傷は浅いので自然に止まることがほとんどですが、深く粘膜が裂けてしまった場合は、内視鏡的に粘膜を閉じて止血処置をする必要があります。

    ストレスによる潰瘍

    ストレスにより胃潰瘍、十二指腸潰瘍ができると、潰瘍から出血することがあります。吐血と、時には下血といって黒い便が出てくることもあります。

    アルコール性肝硬変

    アルコールの大量摂取でアルコール性肝硬変という病気になると、内臓の血流が変わり、食道や胃の静脈に大量の血液が流れ込みます。その状態が続くと静脈が膨れてきて瘤を作り、破裂すると大量吐血をきたします。この場合も下血を認めることがあります。

    「ユビー病気のQ&A」を見る
  • A.

    出血している場所や、出血してからの時間などで色が変わります。主に赤色から黒色です。

    解説

    新鮮血から赤茶色、黒色までさまざまです。
    コーヒー残渣のように、胃の内容物と混ざった黒色の血の場合もあります。胃酸と血が混ざると、血は黒い色になっていきます。赤い色のほうが比較的新しいものと言えます。腹痛などの症状の違いでは色の違いはありません。

    「ユビー病気のQ&A」を見る

血を吐いたという症状はどんな病気に関連しますか?

血を吐いたという症状の原因となる主な病気は次のとおりです。
  • 悪性リンパ腫
  • 消化管間質腫瘍(GIST)
  • 後天性血友病
  • 食道静脈瘤破裂
  • 特発性食道破裂
  • 先天性肥厚性幽門狭窄症
  • マロリーワイス症候群(Mallory-Weiss症候群)
  • 本態性血小板血症
  • ヘリコバクター・ピロリ感染症
  • 白血病
すぐに病院を受診すべき、血を吐いた場合に関連する病気もあります。
  • 慢性腎臓病・慢性腎不全
  • 静脈塞栓症
  • マロリーワイス症候群(Mallory-Weiss症候群)
  • 白血病
  • 食道静脈瘤破裂
  • 腹膜炎
  • 特発性食道破裂
  • 急性腸間膜虚血

血を吐いたという症状について、医師からのよくある質問

  • 血を吐きましたか?
  • 何回か吐いている内に血が混ざるようになりましたか?
  • これまでに【胃潰瘍・十二指腸潰瘍】と診断されたことはありますか?
  • これまでに【肝機能障害】と診断されたことはありますか?
  • 1週間以内に痛み止め・解熱薬(ロキソニン、バファリン、カロナール等)を飲みましたか?

最新のガイドライン・医療水準を取り込んだデータベースを元に関連する病気・症状を表示しています。

信頼性の高い医療情報の提供に向けて

ユビーに掲載している情報について

監修医師の画像

監修医師

新潟大学大学院医歯学総合研究科 消化器内科学分野 医員
吉岡 藍子 先生

診療科・専門領域

  • 消化器内科
新潟大学医学部卒。 済生会新潟病院、新潟大学医歯学総合病院に消化器内科医として勤務。 その後、新潟大学大学院病理学教室にて博士取得。 県内市中病院である燕労災病院、長岡赤十字病院消化器内科副部長を経て、2018年4月から埼玉県済生会川口総合病院消化器内科医長として勤務。 2022年4月から新潟大学大学院医歯学総合研究科 消化器内科学分野所属。
監修医師詳細