腎嚢胞では痛みがありますか?
はい。お腹や背中に痛みを感じることがあります。また、嚢胞出血や感染などの合併症でも痛みを伴います。
嚢胞数が1~2個など少ない単純性腎嚢胞の場合には、通常、無症状とされています。
一方、両方の腎臓に多数の嚢胞が発生し増大する多発性嚢胞腎では、お腹や背中に持続する痛みを感じたり(慢性疼痛)、嚢胞出血や感染などが原因で急に痛みを感じる(急性疼痛)ことがあります。
慢性疼痛
数週間持続するお腹や背中に痛みです。多発性嚢胞腎の方では約60%の方が背中や腰、脇腹などのお腹に痛みを感じるとされています。嚢胞が大きくなろうとして、腎臓を覆っている膜が引き延ばされることによって起こると考えられています。
急性疼痛
嚢胞出血
嚢胞の壁にある血管が切れて出血することで嚢胞が大きくなり、痛みが現れます。痛みは鋭く、突然現れます。時に血尿を伴います。
感染
嚢胞や尿路に感染が起こることで痛みが現れます。発熱を伴います。
尿路結石
尿路結石は、約20~30%の方が経験するとされ、急激な背中や脇腹の痛みを感じます。吐き気・嘔吐や血尿が現れる場合もあります。
痛みは多発性嚢胞腎の初発症状のひとつであり、受診の重要なきっかけとなります。気になる症状がありましたら、医療機関の受診を検討してください。
富士在宅診療所 一般内科
本間 雄貴 監修
(参考文献)
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