溶連菌感染症はどのくらいの期間で治りますか?治療を開始してから治るまでの流れを教えてください。
溶連菌感染症は通常10日間の抗生物質による治療を行いますが、症状は数日で緩和します。
公開日:
最終更新日:
京都大学医学部付属病院呼吸器内科 呼吸器内科
山城 春華 監修
(参考文献)
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溶連菌感染症
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溶連菌感染症とはどのような病気ですか?
A群溶血性連鎖球菌が原因で起こる病気の総称です。主に子供に見られる病気で、喉や皮膚に症状が見られることが多いです。
溶連菌感染症の原因は何ですか?
A群溶血性連鎖球菌という細菌の感染が原因となります。
溶連菌感染症では主にどのような症状が見られますか?
急激な発熱や、全身に広がるような皮膚の発疹、咽頭炎・扁桃炎による喉の痛みや腫れなどが現れます。いちご舌が見られる場合もあります。
溶連菌感染症には初期症状はありますか?
感染してから2〜5日後に、まず発熱や喉の痛みが現れます。
医療機関を受診する目安はありますか?
溶連菌感染症を疑う症状があれば受診しましょう。
溶連菌感染症の場合、何科を受診したらよいですか?
大人であればかかりつけ医か一般内科を、子供なら小児科を受診しましょう。
具体的にはどのような病気が溶連菌感染症に該当しますか?
猩紅熱やとびひ(伝染性膿痂疹)、丹毒、劇症型溶連菌感染症などが溶連菌感染症に該当します。
溶連菌感染症が疑われる場合、どのような検査をしますか?
喉をぬぐう検査や血液検査を行います。
溶連菌感染症では、どのような治療をしますか?
ペニシリン系などの抗生物質を内服します。
いちご舌とはどのような症状ですか?
舌が腫れ、表面にいちごのような赤いブツブツができている状態です。溶連菌感染症の他に、川崎病でも見られます。
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