バセドウ病の治療を開始してから治るまでの期間や、治療の流れを教えてください。
一般的には、甲状腺の状態を定期的にチェックしながら薬物治療を行います。副作用が出たら、薬の変更や、放射線治療や手術の実施を検討します。
一般的には、甲状腺のはたらきを定期的にチェックしながら、抗甲状腺薬やヨウ化カリウムを用いた薬物治療を行っていきます。
甲状腺の機能が正常な範囲に入ったら、少しずつ抗甲状腺薬の服用量を減らしていきます。
具体的には、抗甲状腺薬1錠を1日おきに内服し、6ヶ月以上甲状腺機能が正常であれば、いったん薬をやめるかどうか検討します。
抗甲状腺薬の内服を2年間継続しても服薬を終了できる見通しが立たない場合は、放射線治療や手術を検討します。
抗甲状腺薬は、副作用がなければ長期間内服を選択してもまったく問題ありません。
患者さんの希望を聞きながら、抗甲状腺薬の服用を2年以上継続するケースも多いです。
また、放射線治療や手術にはデメリットもあるため、医師とよく相談して治療の方針を決めましょう。
公開日:
最終更新日:
医療法人社団メレガリ うるうクリニック関内馬車道 糖尿病・内分泌科
濵﨑 秀崇 監修
(参考文献)
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
バセドウ病
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
一問一答なので 読むのが簡単
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラサービスの目的と位置付け
ユビー病気のQ&Aは、情報提供を目的としたサービスのため、医師・医療従事者等による情報提供は診療行為ではありません。
診療を必要とする場合は、医師・医療機関にご相談ください。
当サービスは、信頼性および正確な情報発信に努めますが、内容を完全に保証するものではありません。
情報に誤りがある場合は、こちらからご連絡をお願いいたします。