子宮体癌の生存率はどのくらいですか?
がんの種類によっても異なりますが、現時点では早期であれば、5年生存率が90%程度と考えられます。
子宮体癌の生存率は、がんの進行具合(進行期・ステージ)や、種類(組織型)によって異なります。
現時点では、およその5年生存率(診断から5年後に生存している方の割合)は、以下の通りとなります。
- Ⅰ期(子宮体部にとどまっている状態):90%以上
- Ⅱ期(子宮体部をこえて頚部に広がっている状態):85~90%程度
- Ⅲ期(子宮周囲やリンパ節に広がっている状態):70%程度
- Ⅳ期(膀胱や腸、さらには遠隔転移している状態):25%程度
なお、子宮体癌の大半を占める類内膜癌は比較的予後が良いと考えられています。一方で、明細胞癌や漿液性癌などの5年生存率は、上記よりも悪くなる傾向があります。
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最終更新日:
成育医療研究センター 産婦人科 共同研究員
藤井 達也 監修
(参考文献)
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