「結膜下出血」とはどのような病気ですか?
白目に血がにじむように広がる出血です。
結膜下出血は、目の白目部分(結膜)の下にある細い血管が破れて出血する状態です。
出血は突然起こり、白目がべったり赤く染まるように見えますが、痛みや視力の低下はありません。
自然に起こることも多いですが、手術やコンタクトレンズ使用を含む目への刺激などが原因となることもあります。
また、高齢者や高血圧の人にやや起こりやすい傾向があります。
ほとんどの場合、治療は不要で、1〜2週間ほどで自然に吸収されて消えます。
ただし、繰り返す場合や他の症状を伴う場合(痛み・かゆみ・視力低下など)は、眼科での診察が必要です。
見た目に驚くことが多いですが、多くは心配のいらない病気です。
東日本橋内科クリニック 眼科
恒矢 美貴 監修
(参考文献)
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