環軸椎回旋位固定の場合、主にどのような治療をしますか?
一般的には安静や首の装具固定、牽引療法といった保存的治療が有効です。難治例なら手術も検討します。
多くの場合、安静や首の装具療法といった手術を行わない保存的治療で改善がみられます。具体的には以下のとおりです。
【保存的治療(手術をしない治療)】
安静・固定:
症状が軽い場合や発症直後の場合、頚椎カラー(首の装具)を着けて安静にすることが重要です。
牽引療法:
症状が重い場合には、入院して器具を使用した牽引治療で、首を持続的に引っ張り、骨のずれを整復します。多くの場合はこの方法で改善します。
上記のような保存的治療で治らない場合や、発症から時間が経って慢性化している場合、また一度改善しても再発を繰り返す場合には、首の骨を固定する手術が行われることがあります。多くの患者さんは保存的治療で正常な状態に戻っていますが、治療開始が遅れると手術が必要になる可能性が高まるため、この病気の可能性が疑われる場合には早めに整形外科を受診するようにしましょう。
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(参考文献)
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山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
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