【画像で解説】環軸椎回旋位固定は治っても繰り返す?どんな病気?後遺症は残る?
環軸椎回旋位固定について、特に知りたいことは何ですか?
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環軸椎回旋位固定は一度治っても繰り返すことがありますか?
環軸椎回旋位固定は一度治っても繰り返すことがありますか?
高い可能性ではありませんが、治った後に再発することがあるため注意が必要です。
環軸椎回旋位固定は、一度骨の位置が戻っても、再びずれてしまう「再発」のリスクがあります。
再発の頻度
報告によって差がありますが、数%から20%近くの再発率が報告されています。
再発の要因
固定期間が不十分だった場合や、治った直後に首に再び負担がかかった場合などに再発しやすいと考えられています。また、治療開始が遅れた場合にも、再発のリスクが高まる傾向があります。
再発した場合には、入院して牽引治療を行ったり、状況によっては手術が必要になったりすることもあります。なるべく再発を避けるためにも、治療後は医師の指示通りに運動を制限することや、経過観察を続けることが大切です。
(参考文献)
「環軸椎回旋位固定」とはどのような病気ですか?
「環軸椎回旋位固定」とはどのような病気ですか?
首の骨(頚椎)の1番目と2番目が捻じれたままとなり、動かせなくなる病気です。子供に多くみられます。
首の骨(頚椎:けいつい)は7つの骨でできていますが、そのうち頭に近い上から2つの骨の関節部分で起こるトラブルです。 首の1番目の骨を環椎(かんつい)、2番目の骨を軸椎(じくつい)と呼びます。この病気には次のような特徴があります。
状態
この2つの骨は、本来首を捻る・回すためによく動く構造になっていますが、何らかの原因でねじれた位置のままとなり、戻らなくなってしまいます。そのため、首が不自然な形のまま固まってしまい、動かせなくなります。
発症しやすい人
主に子ども(幼児から学童期)に多く見られます。原因ははっきりとはわかっていませんが、子どもの骨の形が未成熟なことや、靭帯がまだ柔らかく、関節が不安定であることなどが影響しているのではないかと考えられています。
この病気は、専門的には「環軸椎回旋位固定(AARF)」と呼ばれます。子どもが急に首を痛がって横を向いたまま動かさなくなる場合、この病気の可能性があります。
(参考文献)
環軸椎回旋位固定で後遺症が残ることはありますか?
環軸椎回旋位固定で後遺症が残ることはありますか?
治療が遅れると、首の変形や痛みが残ったり、顔の非対称が生じたりすることがあります。
この病気は、適切に治療が行われれば、多くの場合、後遺症なく治ります。一方で、治療されずに放置されたり、発見が遅れたりすると、次のような問題が残る可能性があります。
慢性的な首の痛みと機能障害
首の痛みや、首が動かしにくい状態が続いてしまうことがあります。
首の骨の変形
首の関節の周りの骨が変形してしまうことがあります。骨の変形が神経に影響すると、しびれなどの症状につながります。
顔の非対称
首が傾いた状態が長く続くと、顔の形が左右非対称になることがあります。
これらの後遺症を防ぐためにも、早期発見と早期治療が重要です。また、手術のような体への負担が大きい治療を避けるためにも、早期の治療開始が大切です。この病気が疑われる場合には、早めに整形外科を受診するようにしましょう。
(参考文献)
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編集・監修基準について
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山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
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